笑える才能 涙する才能 乾いた声

 

 

泣いた 泣いた

 

泣き疲れて 眠っている

 

 

明日 晴れたら 腫れている瞼こすり

 

 

笑おう

 

精一杯の涙の後は 笑おう

 

 

流れていた心の涙拭い

あの日に あの人に さよならして

 

まだ逢えない貴方に会いに

今日も精一杯生きて

 

 

 

誰かの 誰でもかの

失くした人に いつか また逢ったなら

 

涙しない 八つの おまじない

 

 

 

あゝまた逢ったね

あゝじゃあ また歩こうか このホタル道を

 

 

誰も悪くない 誰も...。何も...

 

 

ただ星たちがスレ違いをするように

私たちも すれ違っただけ

 

 

 

 

心の声をノドが涙さえ焼けるくらい 大きく

まだ逢えない貴方に

....。愛してる

 

きっとそう言えばいい そう言えれればいい。

 

そのおまじないの一言でセカイは...。。。

 

 

 

そして私はまた

王家の椅子に座り 眠りにつく

 

私が次に来る人を選ぶまで

 

 

 

 

 

 

 

 

それまでは、御機嫌よう♬♬

 

 

 

 

 

 

 

八神・八竜

 

 

 

硝子の吐息は羽化に。

 

 

硝子の吐息は 太陽の纏う雲海

息切れして壊れるほど愛おしい

 

 

ひと度

朱色に想えば 朱色の髪に

ひと度

藍色に想えば 藍色の髪に

 

 

私の色に染まれば 私の中に

貴方に染まれば アナタの中に

 

 

逢いとは愛に入り

染まり染め合う語り草

 

 

 

いよいよ

明日こそ我が色に世界をセカイに

 

 

夢とユメの間(はざま)を通う日々にサヨナラを

灰色の9号で大海へ

 

貴方が戻れるように

貴方に戻れるように

 

そして、

 

 

貴方が戻れぬように

 

 

 

 

深く深い匙が見えるところまで

キミに会いに

ユメまで間も無く

 

さぁ 感情の殻を焼いて

羽化の瞬間

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その時までは  ごきげんよう♪

 

 

 

 

 

 

八神・八竜

 

 

 

 

Water Moon

 

 

 

ずっと昔からキミに逢うために生きてきた

 

滝のように流れる時間(ヒト)の中

キミという一雫を手に取り

そして私は傍に咲いている花にそっと注いで願い

 

想いにより 咲き乱れるがいいと

今を生きる時代(とき)の 一輪 二輪となり

 

 

 

花多(アナタ)がそよかぜに揺れる姿が麗しくて

何度なく 振り返りそうになる

 

 

そういう後ろ向きで前に進むも

また

月の光の やわらかさに似ている気がする

 

 

 

全てが偽りだとしてもいい

キミのカケラだけが真実ならば

 

 

カケラ一片 抱きながら

深いふかい森へ沈んで行(ゆ)けるなら

 

最期には Water Moon に召されるだろう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その時までは、ご機嫌よう♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八神・八竜

 

 

秒刻みの安堵

 

 

このカラダ 刻まれ傷つけられても

蝶を睨み噛み殺す人形を抱き

夜をじっと待つ

忘れぬ想いこそが愛と信じ

 

 

 

 

だが ヤメだ。

水を叩くような想いに サヨナラを

思い出の流れる血を感じ抱きしめながら

いつも いつでも逢える

そんな彩りのある ひねた好奇心を

 

 

 

そして、

のど元を掻きむしるほど強い想いは今も我が胸に

 

 

キミが注いでくれたあの想いは

紛れもなく我が体内へ

そして

小気味よい どこか上の空の鼻歌は

どこかの街の安っぽいメロディーを

さくらんぼ🍒のような甘酸っぱい恋歌へ

 

 

 

 

でもいつかどこかで またすれ違ったなら

ふっ、っと少しだけ気にかけてくれ

いつかの声にならない一緒にいた時間を

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その時がくるならば...

また明日こそ♪♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八神・八竜

 

 

 

 

 

遠く睡蓮の里へ

 

もし

キミが また遠くへと  私をも連れて行(ゆ)くのなら

キミは また知るだろう

 

浄土の濃さ 清らかさ 温かさ 慈しさを

 

 

その度に 癒され傷つくキミが愛おしい

ひと時の安堵の中

どうぞ私の腕の中で優しい眠りについてください

 

 

さぁ その間に消えいく記憶の整理を

 

 

いつかのキミに

また見せたい

ざっと睡蓮の花咲く季節の風を

 

その香りで

幾千の時を越えて  時間軸上の私の中へ来てほしい

 

 

 

出来るはず、出来たはずの

世界をセカイに変える

魂を解き放ち

さぁ いよいよだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いざその時まで、ご機嫌よう♬

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八神・八竜

 

 

 

夜を吸い込むチカラ

 

 

3月の夜空を仰いで 目いっぱい夜を吸い込む

私の体を通して 闇が宿る

冷たいようで暖かな この空間が体の中心に

 

 

さも昔 あったこのような感覚は

これまで生きてきて恋仲になった時計の感覚

ありったけの時間軸を咲かせたような 扶助

 

 

 

遠くへ来たけど

居るのはまた哀れなる盲者の記憶売り

 

遠くへ来たと思っていたが意外に傍にいたような

 

 

我らは人生をクラゲの花であるように咲いては閉じるのみ

そして神のみぞ知る明日の調べ

 

その時に備え

闇を吸い込んだのだ

 

 

夜空に星があるように

我のカラダにも 地上のネオンという星が宿る

 

 

 

やってやるさ 誰にも 届かぬ地へ

 

レム睡眠の神をたたき起こして

もう一度 あのチカラを我に注がんとし

 

 

 

そして また八神という神の名に恥じぬように

目いっぱい 力強く叫ぶ

いつの日かの優しさは要らない

 

 

今は ただただ光よりも 闇の力が欲しい

光が強い分だけ 闇もまた強し

 

 

 

夜のチカラが完全に我のモノになるその刻(とき)まで

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その時までは、ごきげんよう♪

 

 

 

 

 

 

 

 

八神・八竜

 

 

時の無音の風

 

 

無音という音に 包まれる心地よさ

光明がだんだんと湧いてくるような

 

 

あゝそうか

これが優しい母なる記憶

都会の中で忘れていた懐かしい感覚

 

優しさは厳しい時に強く

悲しさは咲きたい時に可憐に

 

 

そうおしえてくれたのは いつだって君だけ

目を閉じて心を澄ませば

いつだって会える

 

今も昔も変わらないキミがいる

 

咲くときは大きく

枯れるときは潔く

 

この身に魂が宿ってないなら

 

 

あの日の あの時の君がゼンマイを巻いてくれ

そして 我はまた この地に再臨する

 

 

 

 

 

 

 

 

その時までは、ごきげんよう♪

 

 

 

 

 

 

 

 

八神・八竜

 

 

時も覚めた記憶たち

 

 

あれから僕はどうしたろう

明日には もう一人の自分だけ…

 

 

今の僕は まるで機械仕掛けの鋼鉄の心臓

 

 

そうさ硝子の人波に 空を仰げば

この世界は壊れたゼンマイ仕掛けの森

時も覚めた 記憶売りの拾者(じゅしゃ)の中

 

 

あの娘(こ)じゃない この娘(こ)でもない

何もない 他にもない

 

 

この鋼鉄の心臓をくれた迎え人

唯一 硝子の波で生きられる この心臓をくれた影のキミ

 

 

 

ああ 夢でも幻でもない

記憶売りたちの囁きが生んだ 奇跡の人よ 愛する人よ

今日も僅かなの希望と夢を抱きしめ

もう少し僕は歩いてみよう

 

 

 

いつかこの鋼鉄の心臓にして去った

あの娘(こ)に逢いに

月の砂漠を彷徨うかのように

 

 

 

 

愛してるよ

破れたガラスの破片と 曖昧な記憶のデータ

そして

その創られた暖かな色合いで弾ける鼓動を抱きしめ

 

今日も硝子の人波を逆らいつつ

かかとを鳴らして歩いてく

 

 

いつか。。。。いつしかの、、、、

キミの元へ

その時が来れば 世界中の壊れたゼンマイをステンドガラス色に

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その時までは、ごきげんよう♪

 

 

 

 

 

 

八神・八竜より

 

 

指先から綴る泪の色

 

 

何度も無くした涙から別れた色の季節へ

相も変わらず 何も変わらず

今も忘れはしないから

 

アナタは変わらずにそのまま

恋をして

 

 

 

荒い季節と刹那の風

何処への いい画へ

 

恋も愛もすべては生きる彩り

 

 

 

 

私は言う

キミに言う

 

 

私が一つ指を鳴らせば

一つの炎

 

私が二つ鳴らせば

二つの炎

 

私が三つ??いやいや八つ鳴らせば

八神の炎に

 

 

 

指先から綴れた涙も焦がし癒してやろう

そして

キミの痛みも涙もすべて

 

すべて

 

 

 

 

 

愛してるよ 私の炎と同じくらいに

そして燃え尽きてやるよ 潔く涙とな

 

 

 

 

だが、この紅蓮の炎は 私の炎か如何に

透明な紫の炎が交錯し

 

 

 

一つの形へ

 

愛された数だけ

 

流れ綴る涙 に燃え

 

 

 

 

指先に綴る涙の色は 透明な光速に

好きだよ 時が止まるくらいに

 

今はもう赤と黒に染まるくらい

何時まで経っても 交わることのない捻た時間を

 

 

ただ ただ

祈るように眠る

 

 

明日は行(ゆ)けるだろうか

 

 

指先から綴る涙色は 透明を増すだけでよい

そしていつかの日が来るまでは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その時までは、ごきげんよう。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八神・八竜

 

 

黄金色の淡い季節を伺い

 

 

私を見ろ

ヤツじゃない私だ

そして私ではない 俺を見ろ

 

 

キミの視線の刃を 私の喉元に充てて

最期の時までには気付いてほしい

 

 

 

キミの見ていた風景は 私の見ていた風景へと

 

 

変わる季節と 香る彩りと

今じゃ一つでも無くせないモノになって

キミの傍にも居られない

 

探していたキミを

この世界の歯車を逆さにして

 

 

 

 

やっと逢えた時に

あぁ 終わったのだなと思い

 

 

私は駆られるものから解放され

そして

貴方も駆られるものからの解放を

 

 

 

 

気付かぬうちに

キミを想うあまり 駆るモノへと変わっていたのは

 

いつの…… いつからの時からだろう

 

 

 

 

 

私が駆るモノの俺へと

キミが駆るモノへの貴女と

 

 

 

求められるより求めてきたから

キミがいない 私がいない

 

 

ただそれだけで罪と知りとて

なおも

一筋の光が作り出した偽のキミと今夜も慰みを

 

いつかまた逢おう

お互いに成長したモノになりて

 

 

 

 

俺もキミも駆られるものからの殻やぶりを

終わりなき葉桜の頃へ

 

あと少し もう少し

チカラをつけよう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それまでは ごきげんよう。。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

八神・八竜