夜を吸い込むチカラ

 

 

3月の夜空を仰いで 目いっぱい夜を吸い込む

私の体を通して 闇が宿る

冷たいようで暖かな この空間が体の中心に

 

 

さも昔 あったこのような感覚は

これまで生きてきて恋仲になった時計の感覚

ありったけの時間軸を咲かせたような 扶助

 

 

 

遠くへ来たけど

居るのはまた哀れなる盲者の記憶売り

 

遠くへ来たと思っていたが意外に傍にいたような

 

 

我らは人生をクラゲの花であるように咲いては閉じるのみ

そして神のみぞ知る明日の調べ

 

その時に備え

闇を吸い込んだのだ

 

 

夜空に星があるように

我のカラダにも 地上のネオンという星が宿る

 

 

 

やってやるさ 誰にも 届かぬ地へ

 

レム睡眠の神をたたき起こして

もう一度 あのチカラを我に注がんとし

 

 

 

そして また八神という神の名に恥じぬように

目いっぱい 力強く叫ぶ

いつの日かの優しさは要らない

 

 

今は ただただ光よりも 闇の力が欲しい

光が強い分だけ 闇もまた強し

 

 

 

夜のチカラが完全に我のモノになるその刻(とき)まで

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その時までは、ごきげんよう♪

 

 

 

 

 

 

 

 

八神・八竜

 

 

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