月夜の眠りの森に。

 

 

眠りの森

眠りの中で  誰が呼ぶ 誰が待つ

 

揺りかごのキミ

霧深い闇夜に

そっと月の光の口づけ

 

月のヒカリに寄せて ゆらりゆらゆら

静かな波のように

ゆらゆら 揺られ

 

 

月夜に ひとつのおまじない

 

 

 

叶うことなかれ未来(さき)の夢

 

愛し人のナミダ  愛し人の悲しみ

愛し人の苦悩と ざわめき

 

 

 

眠りに寄せての おまじない

 

いつかの日々に

忘れるる森の貴女

 

 

月明りだけが知っている

千と四つの笑顔

千と三つの悲しみ

千と八つの輪廻

 

 

愛した数だけ 苦悩を

流した涙だけ 優しさを

 

笑顔の数だけ・・・・

 

 

どうかアナタの数だけ微笑みへ

鮮やかなるキミの色彩の季節へ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それでは

ごきげんよう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八神・八竜

 

 

 

ちいさな羽揺らし

 

 

小さな羽を揺らし

想いのかばん一つ手に

時の螺旋を歩いた 大宇宙(おおぞらの)かなた

 

星のかなた 漆黒の宙(そら)仰ぎ

 

 

 

歩く

私は歩く

ゆっくり ゆっくりと時も忘れるように

 

草笛吹きながら

螺旋道を小さな ちいさな 足跡をつけて歩いた

 

 

 

 

足跡に過去はいらない 美しき明日の為に

 

 

 

何かを思い道の途中で 花を一輪摘み

いつかの道で出会った 女の子に渡し

 

共に手を取り合い 共に草笛を吹きながら

 

 

時の螺旋を

何時(いつ)でも 何時の時代(とき)でも

何かに惹かれ合い導かれし 美空へ

 

 

また時の過ちで惹かれたときには 駆け抜けよう

 

 

想いは明日の空の為に。。。。美しき出逢いの為に。。。。

忘れたころのいつかへ小さな羽揺らし

偽りでさえもアナタと私の為に。。。。。。

 

 

 

 

 

 

それでは

ごきげんよう。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八神・八竜

 

 

アナタに出逢えなかった明日

 

 

何かの警告の

光によるヒカリ

 

その光に私の魂は けなされ汚され

愛、泣くも無くして亡くして

 

 

せめてもの救いを求め

あの四つ葉のクローバー探しに大海へ

 

 

事ある嵐の雨透かし あり余る泪雨

 

 

 

 

新たな出逢いの為に 釈迦道あるき

愛しい想いの永遠の輪廻

 

 

 

秒刻みの私の想い アナタに出逢える いつかの明日待ち

 

 

 

明日の日もサヨウナラ

またいつかの時の繕(つくろ)いを

 

 

 

 

 

 

 

では ごきげんよう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八神・八竜