TIME after time War (8.war)

 

本当の意味での覚醒前世

荒舞竜 波と 風と 人と

岐路に立たされし三人 あわよくば

 

 

スイッチが入るか逝くか

身に染みる悲しき思いと 斑鳩怒 ~少年~

 

 

 

~ 四季の式神を使役する者との再びの対峙 ~

 

 

コンノ「ごほっ、ごほっ、うぇぇぁぁ」

 

 

ユキ「大丈夫?」

 

ヴェノム「コンノ君。ユキ姉、やっぱり悪い予感が止まらない。」

 

 

 

ユキ「なに?八神が近くに居るの?」

 

 

 

ヴェノム「違うの。。。良い意味での悪い予感・・・・・」

「うまく言えない。」

 

 

 

 

ユキ「!?」

「コンノ?プライムが見えないけど、、、指輪にもなってないよ??」

 

 

 

 

コンノ「ああ、プライムはエネルギーのかた・・・・ま・・りだから」

「一度、、、、体内にとり。。。。。こんだ。。。」

 

 

 

 

 

ユキ「そうね。召喚の回数よりも生きる方よね」

 

 

 

コンノ「お陰さんでホレ」

 

 

んもみ。

 

 

 

ユキ「なーーにやってんさぁーーー!!こんな時に」

 

 

 

コンノ「あはははは、ごふぇぇあ」

 

 

 

ユキ「ホントにぃ。。。。」

 

「ヴェノム、買い物行ってくるわ」

「予知能力で私はどう?」

 

 

 

ヴェノム「大丈夫、、ユキ姉は強いから色々」

 

 

 

ユキ「そっ、じゃあ行ってくるわ」

 

 

バタンッ

 

 

 

ヴェノム「コンノ君、コンノくーーん、コンノ君、コンノ君」

 

 

 

 

 

 

コンノ「バカ野郎、死んだみたいに言うな」

「本当に死んでしまうだろ」

 

 

 

 

ヴェノム「だってコンノ君が居なくなると・・・・」

「コンノ君に拾わ・・・・救われたから・・・」

 

 

 

 

コンノ「おーーーまーーーえなぁーーー」

「ほーーらーーー泣かない」

 

 

んもみ。

 

 

 

コンノ「なっ、お前の乳が揉めるほどの元気がある」

 

 

 

 

ヴェノム「うぇぇぇぇ。、」

「よがっだぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

 

 

 

 

コンノ「おまえさぁ、乳揉まれて良かったの?」

 

 

 

 

ヴェノム「ヴ、ヴン。。」

 

 

 

 

 

コンノ「ったく。」

 

 

 

 

 

 

~コンノと ユキと ヴェノムの療養の数日後~

 

 

 

 

ユキ「八神に遭った日から、僅かに回復したけど、100%なんて程遠い。」

 

 

 

ヴェノム「ユキ姉、ちょっと。。。ゴニョ ゴニョ。。。」

 

ユキ「えぇ!?」

 

 

 

 

 

 

コンノ「あのさぁ、ヒソヒソ話は解ってるんだって本人だからぁ」

 

 

 

 

 

 

ヴェノム「え!?コンノ君知ってたの??八神と戦わないと治らないの!?」

 

 

 

 

 

 

ユキ「ば、ばか、ヴェノム、カマかけられたのよ!!!」

 

 

 

 

 

コンノ「やっぱりか、八神と関わってからだもんな」

 

 

 

 

 

 

。。。。。。。。。。「その夜」

 

 

 

 

チッ

 

コンノ「出てこい!!八神!!!!」

 

 

 

 

 

八神「良く耐えられたな、コンノ君」

 

 

 

 

 

コンノ「お前の、、、、お前にあってから、チカラが回復しねえ」

 

 

 

 

 

 

八神「言ったろ>?種を植え付けたと」

「種は葉を付けるまで栄養を吸い続ける」

「助かりたければ、能力を開花させな。」

 

 

 

 

 

 

 

ユキ「コンノ、挑発に乗らずに、ゆっくり行くよ!!」

 

ヴェノム「私は、ガードに・・・・・なる。。。」

 

 

 

 

コンノ「召喚だ!!・・・・・来いプライム!!!!」

 

 

 

ヘデロ・・・。

 

 

 

 

コンノ「な、ななんだ、プライムが奇形に」

 

 

 

 

 

そこに現れたのは、大きさはプライム、姿は・・・・・

 

 

 

 

コンノ「俺のプライムがぁぁぁぁ」

 

 

その時、内なる囁き一つ。

 

 

 

 

 

「・・・・・・・・コンノ、、、、、、、、、コンノ・・・・・。。」

 

 

 

 

 

 

「・・・願うか?」

「貴様は・・・・・・願うか?・・・・・」

 

 

 

 

「チカラを・・・・更なるチカラを・・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

コンノ「どこの誰が俺の中に居るか知らねーが」

「願いに賭けるしかねぇんだろ?」

 

 

 

「良きことに」

「まこと泣き虫から成長した」

 

 

「お前の願い聞き受けた!!!」

 

 

 

 

 

 

「目覚めよ、我が体内に眠りしキセキの種よ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ボウッッッゥゥゥゥゥウ

 

 

 

八神「へぇぇーーー、あの状態からの覚醒か」

 

 

 

 

 

その人火柱にプライムも飛び込む

 

 

 

 

コンノ「バクライカ!!!!」

 

 

 

キュィーーーィイ♪♪

 

 

 

 

 

そこには、炎を纏ったプライム、大きさ一回り大きく。

 

 

コンノ 一人。

 

 

 

 

コンノ「もぉぉどったぜぇぇぇ、チカラがよぉ」

 

 

 

 

 

八神「やあ、では手合わせ願おうか」

 

 

 

ユキ ヴェノム「なに!?あの構え!!!」

 

 

 

 

 

八神「臨、兵、闘、者、皆、陣、烈、在、前、・・・・・・・」

「八(はぁぁぁぁぁぁつッッッ)」

 

 

 

 

 

ドムッ、

 

 

コンノ「効かねえなぁ???」

 

 

 

 

八神「八、八、八、ハーーツ」

 

 

 

 

 

ザシュッ

 

 

 

 

 

コンノ「ケッ、何度も食らうかよ!!」

 

 

 

コンノ「コッチからも いかせてもらうぜ」

「プライム、モード、、、、クク、、、、火炎放射器だ」

 

 

 

 

キュィーーーィイ♪♪

 

コンノの腕にプライムは帯状になり。。

 

刹那!!!!!!!!!!

 

 

 

コンノ「テメエも、焦がれろぉぉぉーーーーー!!!」

 

 

 

 

 

八神「クッ、火炎流バリアコーティング!!」

「参ったな、大事なトレンチコートが焦げる」

 

 

 

 

 

 

八神「今回は、こんな感じで失礼させてもらう」

「大事なデータはとれた」

「気付いていると思うが、コンノ君に植え付けた種は発信機の役もしている」

「一つ聞きたい」

 

「なぜ??」「この国を牛耳りたい??」

 

 

 

 

 

コンノ「ハッ、知れたこと。」

「大臣も総理も役に立たねえから俺が国を動かす。」

「っつーーのは、建前だ、」

「人に忌み嫌われる能力者(が)、というか、能力者(も)」

「あったけぇ~、温泉に入って共存出来る世界をセカイに変えるためだ」

 

 

 

「その為には、この国を牛耳る、そして、その前に莫大な金が必要だからだ」

「だから、銀行を襲う」

「それだけだ、そーーーれーだーーーけっっ」

 

 

 

 

 

 

 

八神「たぁっはっはっはっは、デカいのか、バカなのか」

「君、面白いキャラしてるね」

「それもデータに入れとこう」

 

 

 

 

 

 

ユキ「八神、アナタの目的は何??」

「なぜ??私たちを襲ったり生かしたり。。。。。。どうして???」

 

 

 

 

 

八神「さぁーーーてね、私は・・・・・・・・・その先が知りたい」

 

「そう、その先が知りたいんだ、、、、、ただ、それだけだよ。」

 

 

 

 

 

 

 

ユキ「待って、その先って・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

 

 

 

 

八神「また逢おう、いずれか、すぐかに逢えるさ。」

「それでは失礼♬♬♬」

 

 

 

 

 

 

 

コンノ「かっはぁぁぁぁ・・・・・・・・・・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

ユキ「どうしたのコンノ??」

 

 

 

 

 

 

コンノ「どうやら、俺に炎の属性が付いたみたいで」

「能力を発動すると、身体の水分がカラッカラになるみてーだ」

 

 

 

 

 

ユキ「なーーんだ、驚かさないでよ」

 

 

 

 

 

コンノ「バ、バカ、焼けるんだよ」

 

 

 

 

 

ヴェノム「コンノ君、お水だよ」

 

 

 

 

 

コンノ「かぁっぁぁぁっぁ、、、うめーーー、って公園の水かよ!!」

 

 

 

 

 

 

ヴェノム「ごめんなさーーーー・・・い、一人で、、、お店屋さんに入れない・・・の」

「役に立たなくて、ごめん・・・・・ぅぅ、ごめんなさ・・・・・・・ぃぃぃぃ」

 

 

 

 

 

 

コンノ「いいよ、お前はお前に出来る優しさ」

「俺には、俺に出来るお前への優しさ」

 

 

 

 

 

 

 

コンノ「しっかし、八神は何を考えているんかねぇ・・・?」

 

 

ユキ「ナゾね・・・・」

 

 

 

 

 

コンノ「まぁ、これで俺に炎の属性が宿った」

「ユキごめんな、また強くなって仇なのに」 (キリッ顔)

 

 

 

 

 

 

 

ユキ「バ、バカね、アンタを生かしておいてあげてるのよ」

「いつだって寝首を搔けるんだから」

 

 

 

 

 

 

コンノ「よぉーーし、チカラも回復したし」

 

「ひさーーっし振りに たらふく食うぞぉぉ」

 

 

 

 

ユキ「まぁーーーーーったく、大きいんだか、バカなんだか」

(素直なそこが割と好き??)

「はぁーーー、、、私も何考えてんだか」

 

 

 

 

 

ヴェノム「クスッ」

 

 

 

 

 

 

 

今宵も三人笑顔で幕閉じる

八神の謎のコトバ「その先が知りたい」

危機迫る場合も何かの作用かエネルギーにより更なる上へ

この世の規則的・法則的ルールに乗っ取り

世界をセカイへと変えるゼンマイが・・・・・・・・・・・・また一刻み・・・・・。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

(war⑧)

 

 

 

 

 

空へと散っていった炎の記憶

 

太陽のやわらかな日差しの午後

私は この手に掴むかことが出来るか

 

 

想いの他の 掴めたものは

何一つの償い

空に散っていった炎なるは希望

 

 

しがらみの現し世

私は探す 愛おしいあの人の影を

 

 

陽の光が創りだす あの人の幻影

私は幻影とわかっていながら 幻想と戯れる

 

 

 

悲しみが消えるなら あの子の笑顔ひとつ

大海の浮かんでいた 唯一の蓮の花

 

空に散っていった炎の希望

 

 

愛しい人へと届けよ 私の蒼き想い

其方(そなた)を探して この世の果てに我が心は

いつかの願い

私の願いは どうぞあの子の幸せを

 

 

我慢した分だけ幸せを

流したナミダの分だけ笑顔を

 

 

どうぞ時の祝福を

 

 

雪のように 私の降り積もる想い

君へと

懺悔の気持ちと刹那の想い

 

 

 

この想いも

いつしか空へと散ってゆくのかの如く

炎のように 甘い記憶も消えればいい

 

 

 

その時は さらさらと砂のように進んでいく

 

 

 

 

 

 

八神・八竜(ヤガミ・はちりゅう・オロチ)

 

 

 

咲いては香る美しき季節

 

凛と咲いた季節に あの子が香る

 

生まれ生きゆく 深い奈落

 

 

ならば その深い奈落で咲かせましょう

愛する貴女の美しき花を

 

 

そして

自分が何の為に 何者かを知るもよし

生きている内の皆の盲目

 

 

疾風に この身は抱かれて

懐かしの心地よい眠り

 

 

 

抱き寄せて口授を受け取った風の悪戯(いたずら)

 

涙は 愛の数だけ 愛した数だけ

 

 

 

銀の銃口を こめかみに充てて

今日の日を感謝して

引き金とともに 想い出す愛しい人

 

 

 

瞳を閉じれば愛しいあの人は現れ

どうぞこの幻の貴女 そっと悲しみから笑顔に

そして

悲しみを越えて キミとの記憶をコールドスリープさせて

貴女の横顔に そっと口寄せて

 

 

 

またの季節に お逢いしましょう

風が咲いた季節に 貴女を感じて

再び咲き誇ろう

例えば私に 引力があれば想いを寄せて

 

 

今は そっと悲しみを抱きながら

 

 

またの朝を迎えるときに

優しい風が頬をなぜて 涙を飛ばし

 

 

我はまた行く

 

咲いては香る美しき季節へと

 

 

 

 

 

 

八神・八竜(ヤガミ・はちりゅう・オロチ)

 

 

 

遠のいていく音

 

いつからだろう

こんなに人と関わるのが 煩わしいと感じているのは

 

 

今も夢に見る

遠のいていく あの音

 

 

シャンシャン サリサリ・・・・

シャンサリサリ・・・・・・

 

 

いつからか聴こえていた あの音

どんなに優しく聴こえても

痛みを伴う音

 

 

 

愛しい人が 一時的に止めてくれた

 

 

対価はせめてもの

貴女の安らかな眠り

 

 

夢により無限の花束を

キミに差し出したい

 

 

無限の花束は 霧雨のように

 

 

私は無限の花を渡したいが

本当はダイヤモンド草を渡したいだけ

 

 

 

この美しき世界に 幾夜も雨にうたれ

恋をしよう

雨に濡れて そのまま湯船に浸かろう

 

 

 

繊細な何かと 繊細な何かの

記憶の意識的譲歩

 

 

今夜も願わくば

サクラの季節の桃源郷へ

 

 

 

どんなに悔やみ続けたら 一瞬いっしゅんを大切に出来るだろう

さくらの唄 震える闇に 私は流れ星を願う

月の美しき香りを今日も感じて

 

 

 

私の眼は 何を見ている

見えているのは 私の展開するセカイ

 

 

 

あゝ 音が離れていく

シャンシャンサリサリ・・・

シャンサリサリ・・・・

 

 

 

金属が砂時計の砂にに変わり

時計の針も 溶けて落ちて時間という

ゼンマイの支配が壊れ

 

 

 

その忘却の中

私は世の中の 規則的 法則的ルールを壊す

果てしなく壊すことを覚える

 

 

 

壊すのは人でも物でもない

この世のルール

 

 

今宵も 離れていくのは破壊の音

 

 

 

 

その時は 煌めきの音と 閃きの音

気だるい進化は要らない

 

 

願わくば今夜も 愛しい人の安眠を

 

 

 

 

月の蒼さを オルゴールに おやすみ・・・。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

八神・八竜(ヤガミ・はちりゅう・オロチ)

 

 

 

月夜に浮かぶ遊離なる想い

 

今宵の月に浮かぶは  貴女への想い

浮かんでは沈む期待の花

 

 

さくらの唄に 寒空を満開に解く

 

漆黒の夜に 降るのは白いサクラの花

 

 

 

触れては消える儚い ユメの花

お前の喉元に刃を断てるは 私の想い

 

 

ダイヤモンド草 キミの為に

 

 

今宵も夜空に ダイヤモンド草を掲げれば

白いサクラの仲間に

 

 

 

涙の数だけ 歩たるこの道の蓮華

 

現世(うつしよ)に

現るは想いとは裏腹の魍魎たち

 

 

 

いつの世も いくつもの夜も

悲しみの儚い想いたち

 

 

 

夜空を断ち切る 三日月のように

私も貴女への想いを 断ち切らねば

 

 

想いでキミを縛るつもりはない

 

 

これからの やさしいキスの為に

貴女の一日も 私の一日も

 

理由のあることに

 

 

 

貴女が・・・・ あなたの すぐそばに行きたい・・・・・

 

 

感謝の気持ちは 今日も貴女を想えたこと

逢いたくて 会いたくて

 

いつか現れるかもしれない 私の聖女(シスター)

 

 

 

 

螺旋の海の 奇跡を待ち続けて

 

ただ、ただそれだけで 勇気に変えて

 

 

 

 

今夜も安らかなる安眠を

どうぞ 愛しい人のユメの幻を

 

 

咲いては枯れるなら

 

咲き乱れるまで・・・・。

 

 

 

なんとなく生きてきた毎日にケリをつけ

月の美しき香りも 遠のき

私はもう 痛みだけのデータはもう

 

 

 

 

この空の下(もと) いつか見(まみ)える

千の時を超えて

 

私と共に 歩いてくれる人

 

 

 

その時は しずかに流れゆく刻(とき)の

狭間の時間軸

 

 

 

 

 

今夜もカルアミルクで 夜と世を酔いしれる

 

 

 

願わくば あの娘へと

届け 我が 心音

 

 

 

 

 

 

永遠(とわ)の楽園へ

 

 

 

 

 

 

最愛なるキミへ・・。、愛を込めて・・・・。、。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八神・八竜(ヤガミ・はちりゅう・オロチ)

 

 

 

 

TIME after time War (7.war)

 

虹の余りある色彩に

色とりどりの価値ある宝石のような

三人の行(ゆ)く末の解道の時

 

 

オフの日としての想い

その時間の解(ほど)けの先に ~少年 ~

 

 

 

~ 四季折々の着物を解くが如くの想い ~

 

 

コンノ「なぁ~んか、最近つまんねーなぁー」

 

ユキ「なんでよ!お金を稼いで この国を牛耳るのじゃないの?」

 

 

ヴェノム「ユキ姉、牛耳るってなに?」

 

 

ユキ「この国のリーダーのようなものよ」

 

 

 

ヴェノム「そぉ・・・んな、詰・・・まんなくないの?」

 

 

 

 

コンノ「俺は、組織を創りたいのっ!!」

「能力者が互いに競わない組織」

「お互いを認め合い、許しあい、諭し合い・・・・・」

 

 

 

ユキ「コンノらしくない!!」

「前回の戦闘で心が折れたの!?」

「しっかりなさい!!」

「この国の王になるんでしょ!!」

 

 

 

 

ヴェノム「コンノ君・・行動しよっ・・」

 

 

 

ムギュ!ンムギュ!!

 

「キャーーー、」

 

 

 

コンノ「よーし、二人のチチを揉んだから気合が入った!!」

 

 

 

 

 

ユキ「こんのスケベやっろーーー!!」

 

 

 

バッチーン☆

 

 

コンノ「ようし、俺なりの気合が入った♬」

「ヴェノム!今日の襲う銀行の狙いは?」

「予知能力を使ってくれ」

 

 

 

 

 

ヴェノム「んん・・・K市の南の銀行。」

「能力者は今は居なくて、後から来る」

 

 

 

コンノ「時間は??」

 

 

ヴェノム「30分で切り上げれば」

 

 

 

コンノ「よし!30分で決めるぞ!!」

 

 

 

そして、銀行に着き。

30分では間に合わず。

 

 

 

 

能力者は音も立てずに現れた。

 

 

 

 

コンノ「やーーーっぱり戦闘になるんだな」

 

 

 

 

 

???「貴様らか、最近の銀行荒らしは。」

「俺は組織にも、サツにも属さない一個体。」

「名は、八神、歳は十と六つ、生きるために狩りをする者だ」

 

 

 

ユキ「気を付けて」

「同じ能力者で警察や組織に捕まってないところをみると」

「できる!!!!」

 

 

 

ヴェノム「な・・な・・んに・・・・この感じ・・・。」

 

 

 

 

八神「初めに言っておこう、俺の能力は焔(ほむら)を操る」

 

 

 

 

ユキ コンノ ヴェノム「炎かぁ・・・。」

 

 

 

 

八神「行くぞ!炎舞かまいたち!!」

 

 

 

コンノ「へっへーん、お前の炎は遅いな」

 

 

 

八神「ハッ!お前の服を見てみろ!」

 

 

 

コンノ「キッサマー、炎を操るんじゃねーのか!?」

 

 

 

八神「炎のかまいたち だよ」

「切り裂く炎だ」

「俺は自身の能力で生きてきた」

「これからも変わらん」

 

 

 

 

八神「3人でも勝ち目は無いよ」

 

 

 

 

 

コンノ「どうかな?」

「ヴェノム!!俺とユキの潜在能力を上げろ!!」

 

 

 

 

ヴェノム「・・・あんまり今回の戦闘では・・・・・」

 

 

 

コンノ「ゴチャゴチャ うるせー、舐められて終われるかぁー!!」

 

 

 

ヴェノム「うぅーーん・・・」

「わかった・・・。」

 

 

 

 

 

コンノ「おぉぉぉぉぉぉぉぉおぉぉぉぉぉぉ」

ユキ「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

 

 

 

 

 

コンノ「プライム!!モード ショットガン!!」

ユキ「ベアー!!モード 砲銃!!」

 

 

 

 

 

コンノ「てめぇーも、逝っちまぇーーー!!!」

ユキ「落ちろーーーーー!!!」

 

 

 

 

八神「・・・・モード、、、、火炎流バリアコーティング」

 

 

 

ボウ!!!!

 

 

 

 

 

 

コンノとユキ「やったか??」

 

 

 

八神「あはははははは、弱い弱い」

「もっともっと、修行をしな・・・。」

 

「今日、君たちを狩るのは止めておこう」

 

 

 

 

 

コンノ ユキ「なんてことなの??傷一つ付けれないなんて!>?」

 

 

八神「君たちには私からの、期待をあげよう」

「コンノ君??だったよね??私から能力の種をあげよう」

「何の能力かは お楽しみだ」

 

 

「ほら、いくよ」

 

 

 

 

ドムッ!!

 

 

 

 

コンノ「くはっ、ががががががががあががが」

 

 

 

 

 

コンノ「何の、、、、何なんだ。。。。。」

「身体が脳が喉が焼ける」

 

 

 

 

八神「キミは新たな能力を身に着け一回り大きくなるだろう」

「じゃあ、私は忙しいから今日の処は失礼するよ」

「君たちは、まだまだ利用価値があるからね」

 

 

 

 

コンノ「ま、まて」

 

ユキ「駄目よ、今は逃がしてもらうの」

「八神が、何かしたのなら、その対処をしなくては」

 

 

ヴェノム「・・・ごめん」

 

 

 

ユキ「!?」

「ヴェノム、あんた予知能力で知ってたのね!!」

 

 

 

ヴェノム「・・・・・ごめんなざい・・・許して許してゆるして・・・」

 

 

 

コンノ「ばっか・・・死なねーよコレ・・・・くらいで」

「そんなことより、俺の中に入った能力のチカラの数は」

 

 

 

 

ヴェノム「コンノ君によると思う。」

「多分、八神の言いたいのは、能力の基盤をコンノ君の身体に宿したの」

 

 

 

ユキ「どうしたの?コンノ・・。立てないの??」

 

 

コンノ「ユキ、ヴェノム悪ぃい、か、身体に力が入らね・・・。」

 

 

 

 

ヴェノム「コンノ君、しっかり!!」

「アジトに行こう」

 

 

 

数日前に コンノとユキとヴェノムはマンションを購入していた。

 

 

 

コンノ「ユキ?ヴェノム?なぜ、八神は俺たちを逃がしたのだろう」

「逆算すると、俺たちに利用価値があるってことなんだ」

「詰まり、銀行強盗を容認しているってことなんだ」

「もっと考えれば、俺らの銀行強盗もヤツにとっては意味があるんだ」

 

ユキ ヴェノム「うーーん」

 

「そうだねぇ、私らを今夜、殺そうと思えば出来た」

「圧倒的なチカラで」

「だけどしない」

 

 

 

コンノ「ゴホッ、ごはぁ。。。」

「駄目だ、力がまるで入らない」

 

 

 

 

ユキ姉「コンノ君は、チカラを上げた処を食らわされたから」

「・・・・だから」

 

 

 

 

 

ユキ「タクシーで帰るよ」

「久しぶりに公共の乗り物を使うよ」

 

 

 

 

コンノ「ワリィな」

 

 

 

 

コンノ((((しかし、あの八神は、どうして俺たちを生かした??))))

((((利用価値かぁ・・・・))))))

 

 

 

ゴフッ、

コンノ「今は身体を・・・・・。」

 

 

 

コンノ「ヴェノム!!」

 

ヴェノム「ヒッ」

 

 

 

 

コンノ「怒りぁしねーよ!」

「暫く動けないから看病してくれな」

 

 

 

 

ヴェノム「ゴメンナサイ、、、許して・・・・・。」

 

 

 

コンノ「あーーーもーーー、イイって」

「それよりも、次に八神と出くわしたらの事を考えろ」

 

 

 

 

 

今宵の痛みは 何(いず)れのチカラへ

八神の考えは何処(いずこ)

不可解な夜に 不名誉な すれ違い

3人の心の夜は 今も明けずに・・・・・・・・。

 

 

 

 

 

(war⑦)

 

 

 

ガラスの瞳

 

 

まどろみに寄せて

瞳を開けてみると世界はセカイへ

 

 

ガラス玉の瞳は

誰の為の誰のモノ

 

 

 

四季の着物を 解くかの如く

夢現(ゆめうつつ)の ガラスの瞳に寄せられて

 

まどろみの中 愛しい人を想えば

私の想いは

儚(はかな)く 砕け散るが如く 咲いては消え

 

 

 

盲目なる 歩みを始め

それでも尚 永遠の貴女への想いを

 

 

過ちを懺悔の言葉に

世界は巡りゆく

 

 

愛おしいという想いがあれば

ガラス玉の瞳も ヒカリを帯びて望みのカタチへ

 

 

 

今宵も月の甘いナミダを

夜の狭間に 感じて

 

太陽と月の睨(にら)み合いは

同時の愛しさ

 

 

 

 

繊細な何かの中で 生まれた

繊細な何か を

感じて その想いをガラス玉の瞳に載せて

 

 

 

この世の果てに見る 千里の朱色

 

 

 

 

あゝ 今夜もガラス玉の瞳の

記憶している あの美しき香りを思い出す

 

 

咲いては滅びゆく 人の命はどこへ行く

 

 

 

 

まだその時は 訪れず

今宵も

ガラス玉の瞳で世を見据えて

 

 

 

散りゆくは 恋心か ガラス玉の瞳か

願わくば

どうぞ今夜も愛しい 幻の戯れを

 

 

触れた筈のキミへ

永遠の夏の陽炎の愛を

 

 

 

 

 

 

 

・・・・病まない 恋を。。。共に。。。。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八神・八竜(ヤガミ・はちりゅう・オロチ)

 

 

 

風の記憶

 

待っていた季節に つねに現る愛し人

 

走って遥かまで走って 追いかけた愛し人の残像

 

 

紡いだのは私のコトバか

纏(まと)ったのは私の罪の意識か

 

 

いつの日か 忘れるる桜の下の恋模様

眩(まばゆ)く 散る花にセカイを展開する

 

 

 

我が桜花爛漫なる 恋心は

天真爛漫なる 浮き心に

 

この現(うつし)世の 諍(いさか)いの森に

焔(ほむら)を興せば

一心豊饒なる愛しの糧

 

 

愛しい気持ちを手繰り寄せ

届かぬかものも 知りうるも 知らないふり

 

 

 

オイル時計の浮き沈みの 私の想い

 

 

 

訣別の時を過ぎても 淡い一筋の希を

願わくば

どうぞ 私の愛し人に幸あれ

 

 

 

そして私は またの俯(うつむ)きの季節を

時代は常に

流れゆき

 

振り返ることなく

 

 

 

 

またの出逢いの季節に

我が桜花爛漫なる 恋心を奏でよう

 

 

 

今こそ行(ゆ)こう

私の中の桃源郷に

 

 

 

 

その刻(とき)は ・・・・行き交う人々の群れの中へ・・・・・。

 

 

・・・・今はまだ・・・・・風は。。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

八神・八竜(ヤガミ・はちりゅう・オロチ)