~ 最愛なる君へ愛を込めて ~

 

私は お前に

不器用な愛しか渡せない

器用に生きる ヤツらが羨ましい

 

時よ時代よ

どうぞ私の愛を 器用に変えてくれ

 

あの子を傷つけない為に

私からの不器用な愛に

お前はキズつきながら 愛おしいと

抱きしめてくれる

 

私はあの子からの 優しさに包まれて

子供のように 眠りにつく

 

そんな日々にも感謝する

 

 

私は愛してるのコトバしかない

 

あの子はセカイで一つだけの笑顔を見せてくれる

 

 

もっと早くに

キミと私が出逢っていたなら

 

悲しくなるほど神を恨む

 

 

あの子が言う

先生が大好きです

 

私が言う

私もだよ

 

 

闇が二人を包もうとも

その闇の中で 二人永遠を誓おう

闇を恐れず二人歩こう

 

出口を信じて 手を繋ぎ

 

お前の やわらかな愛と

私の不器用な愛で

 

 

いつまでも 時を忘れても

二人の誓いは 永遠に忘れられない

 

時よ 時代よ

二人を連れてってくれ

闇の中でもいい

セカイの果でもいい

 

二人の 二人だけの セカイに

 

どうか せめてもの祝福を

 

 

君が言う

先生が大好きです

 

私が言う

私も大好きだよ

 

 

 

 

 

TIME after time War (5.war)

 

チカラの影としてのあり方

そして

新しき別世界

 

 

闇夜に木霊する異形の形

この世界に君臨するための試練 少年

 

 

 

~ チカラの制御と仕掛けの暴走 ~

 

コンノ「クッ」

「ココは務所か??」

「しかし、どういうことだ??」

「簡単に言えばチカラの暴走だな・・多分」

「という事は、能力者の・・・・」

 

 

 

(コンノ、生きてる??)

 

 

「ユキか!?」

 

(私はテレパシーを少しだけ使えるの)

(この一件のことは察しているように能力者のチカラ)

 

 

(プライムは一緒なの??)

 

「ああ、ユキのベアーはどうだ?」

 

(私のベアーも一緒だけどチカラが使えないの)

 

 

 

コンノ「どうする?」

 

 

(イチかバチか、チカラを超えるチカラを使いましょう)

 

 

 

(掟の念錠を切り裂くの!!)

 

 

 

「あぁ、それしか無いな」

「この牢獄はチカラを吸収するみたいだから」

それ以上のチカラで吹き飛ばす!!」

 

 

 

(いい?遠隔でアナタの念錠を斬る)

(耐えれなくてアナタが暴走して・・・・)

(いえ、アナタをコンノを信じているから)

 

 

 

(いくよ!!)

 

 

 

(三十六法 解!!)

(四十七法 解!!)

(十六法 解!!)

(二十七法 解!!)

(五十七法 解!!)

 

 

 

 

コンノ「グググ、ガガァギギギ」

 

 

???「彼らが動き出しました」

「私がまたチカラを過剰に増幅させて暴走させます」

 

 

警察「頼んだぞ」

「唯一に対抗できるのはお前だけだ」

 

 

 

コンノ「チカラの結界が解ける!!」

「俺のチカラがここまで有るなら世界を」

 

 

 

 

 

!?!?!?!?

 

 

 

 

コンノ「出やがったな、能力者!!」

「ユキ!!お前の別室の部屋まで先ずはぶち壊す」

 

 

 

ユキ「気をつけて何かが近づいてくる」

 

 

 

 

 

ゴッバアアアン!!!!!

 

 

コンノ「待たせたな♪」

「行くぞ!!」

 

 

 

 

 

外に出る二人を待ち構えていた警察側の能力者。

 

 

 

 

???「ごめんなさい、またアナタがたに苦しんでもらいます」

 

 

 

 

 

キィィキィィィキキキィィキィィ!!!??

 

 

 

 

コンノ「ががががぁぁぁぁぁ」

 

 

ユキ「クッ、やっぱり、彼の能力はチカラを過剰に暴走させるチカラ」

 

 

 

 

コンノ「舐めんなよ!!」

「増幅させたチカラを取り込む!!」

 

 

 

ホガァァァァァァl!?

 

ヲヲヲヲヲヲヲヲヲヲヲヲヲヲォォォォォォォ!!!

 

 

!!!!????

 

 

 

コンノの姿が巨大な獣人化をする。

 

獣人化のコンノ

「ハハハハハハハ取り込んでやったぞ このチカラ!!」

 

 

 

 

 

「お前を殺す」

 

 

 

 

巨大獣人化のコンノは、

その能力者を捕まえて握りつぶそうとした瞬間。

 

その能力者の気持ちが入ってきた。

 

 

 

 

((((((((あ・・・り・・が・・・とう))))))))

((((((((やっと・・・・これで。。。死ねれる)))))

 

 

 

 

な・・・なん・・・だ。

お前は、、、、、、死を望んでいたのか・・・。

 

 

 

フフ、ありがとう。))))

 

 

コンノ「死なせん!!殺さない!!!」

「お前を連れて行く!!」

「ユキ、頼むコイツを連れて行かせてくれ」

 

「コイツは好きで警察にいる訳ではない」

「コイツは・・・」

 

 

 

ユキ「コンノ、あなたに従う訳ではないけど」

「私たち能力者は普通の人から忌み嫌われる存在」

「その子も何かしらの事で・・・」

 

 

 

 

コンノ「おい!お前!!俺たちと一緒に来るか??」

「単刀直入に言う」

「お前が欲しい」

「断るなら一生、警察の下で利用されるだろう」

 

 

 

 

 

???「いぃぃぃ、、、、いぎぃだ・・い」

「私も、一緒に・・・行きだい」

 

 

 

 

それなら、俺の手に二人共乗れ!!

 

 

 

 

ひと飛びで、彼方へ移動する!!

 

 

 

警察「ま・・まて・・!!?」

「な、なんだ、、、あいつ、、裏切ったのか!?」

 

 

 

そして、

近くの山に降り立った三人。

 

 

 

 

コンノ「お前、チカラを増幅させることが出来るなら」

「チカラの抑制も出来るんだろ?」

「俺は、念錠も切ったから、お前のチカラで押さえ込んでくれ」

 

 

 

 

???「理解した。」

 

 

 

 

 

シューーーークゥゥーーーン

 

 

 

コンノ「やっと元の姿だぜ。」

 

 

「お前、名前は??」

 

 

???「名前って・・・なに??」

 

 

 

コンノ「お互いを呼ぶときの相性だ」

 

 

???「解らない・・。」

 

 

 

 

コンノ「じゃあ、俺がお前の名前を決める!!」

「良いか??」

 

 

 

???「解った」

 

 

 

ユキ「ちょっとコンノ、フザけた名前を付けてあげないでよ」

 

 

 

コンノ「決めた!!」

「お前の名前は」

「ヴェノム!!」

「ヴェノム・ストライク!!」

 

 

 

由来は、お前の白髪と白い肌から、

愛するゲームのキャラの必殺技の名前を付けた。

 

 

ユキ「ちょ、ちょっと」

 

ヴェノム「あ・・あ・・りが・・とう」

 

 

ユキ「ったく、良いのかなぁ」

 

 

コンノ「一緒に来いよ♪」

「いずれこの国を支配するには能力者の仲間が必要だし」

「照れくさいけど、お前、結構 人に気を使ったり」

憎めない奴なんだよな」

 

 

 

 

ユキ「これから どうする??」

 

 

コンノ「別に今まで通り銀行を荒らすだけだよ?」

「俺が思うに、先日の俺たちに警察が先回りしたろ??」

「ヴェノムは、予知能力がある!!」

「違うか?ヴェノム!」

 

 

 

 

ヴェノム「あ・・あた・・り」

 

 

「ヴェノムの見えている風景は。

オレには確信があるんだよね。」

 

 

 

「闇夜に現れし王のチカラを見せつけて

気が合う能力者を集めて集団を創り

この国を支配する

それが、俺ら能力者の為でもある。」

 

 

コンノ「ヴェノム?予知能力はあくまでも予知だ」

「100%中の100%ではない」

「未来は自分で切り開くもの」

「しかしながら、お前のチカラは素晴らしい」

「俺は誰かを従わせたり、能力者の上に立つつもりはない」

「だが、俺に其の資質があるなら上に立つが」

 

 

ヴェノムは、クスリと笑い、予知していた。

 

 

 

 

いずれ、コンノが王に成りうる資質と気質に目覚めることを。

 

 

 

 

 

今宵も、三人は闇夜の都市に舞う

コンノ!ユキ!ヴェノム!!

新しきチカラと、仲間!!

 

 

 

 

 

 

(war⑤)