闇が堕とした一雫

 

 

すれ違いの道……….

ここを抜ければ ここさえ抜け出れば

そうキミはいつも言ってたね

 

 

いつもそう いつだってそう

キミが道を決めて 後悔をする

 

私は黙って キミの後悔の一雫を飲み込む

 

 

キミの闇が堕とした一雫は

一粒飲めば 千の力

二粒飲めば 万の知恵

三粒飲み干せば 奥の路の地図

 

 

私は解っていた

だから

だから私も行こうと決めた さらにその先へと

 

 

そして

明日には  明日の風を掴もう

たとえそれが キミとすれ違いの路を行こうとも

 

 

久しぶりに夢で会った  キミは少し困った顔で笑っていたね

 

 

 

さて そろそろ

私も行(ゆ)くよ  闇の堕とした雫いっぱいを

カラカラの喉に 詰め込んで

 

 

 

もう夜も怖くはない

さぁ 幕開けだ

幽玄の燃ゆる月へと

 

 

 

 

 

いざ 行かん!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八神・八竜

 

 

漂々と

 

 

 

漂う ユラユラ ただただ漂う

いつかの 怒り 悲しみ 虚無感

全てを受け入れて

ただただ漂う

 

 

そして今

一つ唱えれば、一つの時の添い寝

二つ唱えれば、二つの香り

三つ唱えれば、三つの炎

 

四つ?いやいや、八つ唱えれば八神の紙の音

 

 

助かりたければ、

いつだって、いつも貴方の中の神に誓うこと

 

 

アナタ自身の中の神は

いつだって 正直な解答を求めてくる

その対価に

絶対的なエネルギーを素直にくれる

 

 

そう 素直な貴方だけに。

 

 

 

 

私も神の名に恥じぬように邁進する。

 

いつか 世界をセカイに変える夢追いかけ

今宵も貴方に逢いに…….漂々と。

 

 

 

 

 

その時までは 御機嫌よう♬♬

 

 

 

 

 

 

 

 

八神・八竜

 

 

街の緑の光と夕日の中

 

 

 

やわらかな夕日が 緑の街を包み込み

 

今日の日も

無事に生きられた感謝を込めて

 

 

明日の朝も 生きているだろう奇跡に

祈りにも似た念を

 

夕日が諭してくれるように

世の中のあらゆる悲しみ嬉しみ

 

 

ゆっくり ゆっくりと 時は流れていく

ゆっくり ゆっくりと街は緑の光と夕日に包まれていく中で

 

誰も…… 何も...独りじゃない

 

 

怖くても目を閉じれば

あの日に帰れる

そして、

眼を閉じれば

思考が織りなす 無限の空間がある

 

 

どうぞ 目に映るだけの空間で

不平、不満、不平等を言う前に

自分の中で可能性を

 

見て、聴いていますか?

 

いつかの私も

あの日の・・・・あの日々の払拭を

拭うのは涙ではなく あの日の日々たちの記憶

 

私はできるハズ そして貴方にも

 

 

 

 

 

その時までは、御機嫌よう♬♬

 

 

 

 

 

八神・八竜