硝子の吐息は羽化に。

 

 

硝子の吐息は 太陽の纏う雲海

息切れして壊れるほど愛おしい

 

 

ひと度

朱色に想えば 朱色の髪に

ひと度

藍色に想えば 藍色の髪に

 

 

私の色に染まれば 私の中に

貴方に染まれば アナタの中に

 

 

逢いとは愛に入り

染まり染め合う語り草

 

 

 

いよいよ

明日こそ我が色に世界をセカイに

 

 

夢とユメの間(はざま)を通う日々にサヨナラを

灰色の9号で大海へ

 

貴方が戻れるように

貴方に戻れるように

 

そして、

 

 

貴方が戻れぬように

 

 

 

 

深く深い匙が見えるところまで

キミに会いに

ユメまで間も無く

 

さぁ 感情の殻を焼いて

羽化の瞬間

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その時までは  ごきげんよう♪

 

 

 

 

 

 

八神・八竜

 

 

 

 

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