時も覚めた記憶たち

 

 

あれから僕はどうしたろう

明日には もう一人の自分だけ…

 

 

今の僕は まるで機械仕掛けの鋼鉄の心臓

 

 

そうさ硝子の人波に 空を仰げば

この世界は壊れたゼンマイ仕掛けの森

時も覚めた 記憶売りの拾者(じゅしゃ)の中

 

 

あの娘(こ)じゃない この娘(こ)でもない

何もない 他にもない

 

 

この鋼鉄の心臓をくれた迎え人

唯一 硝子の波で生きられる この心臓をくれた影のキミ

 

 

 

ああ 夢でも幻でもない

記憶売りたちの囁きが生んだ 奇跡の人よ 愛する人よ

今日も僅かなの希望と夢を抱きしめ

もう少し僕は歩いてみよう

 

 

 

いつかこの鋼鉄の心臓にして去った

あの娘(こ)に逢いに

月の砂漠を彷徨うかのように

 

 

 

 

愛してるよ

破れたガラスの破片と 曖昧な記憶のデータ

そして

その創られた暖かな色合いで弾ける鼓動を抱きしめ

 

今日も硝子の人波を逆らいつつ

かかとを鳴らして歩いてく

 

 

いつか。。。。いつしかの、、、、

キミの元へ

その時が来れば 世界中の壊れたゼンマイをステンドガラス色に

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その時までは、ごきげんよう♪

 

 

 

 

 

 

八神・八竜より

 

 

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