白色の時間

 

 

ほとばしる閃光が我を突き抜けて

時の空間へと誘(いざな)う

 

 

やがて私だけの 私の思考だけのセカイへ

 

 

言葉にならない 言葉に出来ない

 

 

眩しくとも瞬きをしてはならない

いつもの頭痛は このセカイにはない

想い出もなにも無い

何一つとも

 

 

あるのは絶対的な 風に舞うハッキリとした白の思考

 

 

 

さぁ、両手を開いて

優しく掴むように 握るように

いつかはこの手に唯我独尊たる概念を

 

 

いつだってこの空間に色彩を

 

 

それまでは この世界で開花を待ち

辛くとも 苦しくとも

それが本当の生きる理なるものか

 

 

 

目を閉じて感じる

 

 

 

あぁ、もうすぐ暖かい夜明けの白へ。。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八神・八竜

 

 

 

 

少女の戯れ

 

 

静かな時の調べに 少女の戯れ一つ

少女の瞳に映る色彩も、悲しみの陰りをみせ

 

 

本当にキミなのか 透き通る瞳に輝きは無く

 

泣き止まぬ雨は朱に、月は黄に、太陽は稀に

 

 

いいでしょう。

一つ二つ差し出せば、三つ四つになって返ってくる得に

イグニスの緑のカケラ拾い、

一振り二振り三振りで、私の魔法を

 

 

アナタが そう望むのならば、濡れた瞳の雫を

残らず食べて差し上げましょう

 

冷めた夏夜のユメのように

 

愛にも割れた不幸福いっぱいの

アナタにも目一杯の譲歩を。

 

その時が来るならば 私の交錯の中  瞳の中で戯れましょう

愛した分だけ

流した涙の分だけ

 

どうか 優しい傷を たくさん

 

 

 

 

 

 

アナタが望むのなら。。。。

 

 

 

 

月がまた昇るまでに。。。

いつかのように。。

 

 

また。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八神・八竜

 

 

 

 

色彩的感覚の中で。

 

 

桜舞い散る季節の遥かな紙吹雪

妄想みたいなメカニック恋愛の交錯の中

 

我は行(ゆ)く

 

 

雨上がりの虹のかかった  ひだまり にひとひらの左(さ)もの哲学を説き

 

水滴の影に映りし 溶けていく このカラダ

これで私も灰色のヒトになる。

 

 

蒼きカリスマの執拗なまでの追憶を交わし

これが全てと最後の色を使い差し出し

 

 

 

永遠から永縁へと、

そうして世の中も

この地球(ほし)も回っていくのだろう

 

愛する何者も、

全ては色彩的感覚の中で。

それまでは、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おやすみ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八神・八竜

 

 

いつかの人生の放課後へと…….

 

 

時間の波の中

あぁ、、、また聴こえる

 

浜辺の僕と

波風と花吹雪から何故かの精霊たちの嘆きが

 

 

歪んだメビウスからの脱却

それは、

キミの、キミによる、キミだけの言葉だけが鍵となり

そして、いつかの放課後の鐘が鳴る刻(とき)

僕は 一つの 独りぼっちの哲学をはじめる

 

 

最大最悪、最愛の 一つの 一人のために

全ての媚薬を調合し この手に宿す

 

 

恋愛の有効期限はとっくに過ぎている

だから、

・・・・・・だから、払い戻しをする

 

 

いつかやる ではなく

いまから やる

たった今から

 

 

眠っていた あの日を呼び覚まし

静かに 目を閉じて

 

風に学び 火に鍛えられ 木に休み 水に遊び 金に敬具を

 

 

風が微笑み あの雲に隠れた泣きっ面の太陽も眠りにつき忘れようとも

先人のあの人のナミダハマダ

 

 

 

忘れていた

忘れようとしていたことすらも

 

 

あぁ、、、、また風が微笑み返し頬の涙を撫でてくれる

 

 

まだ行(ゆ)けるさ

 

あの日の あの夜を越えて

 

 

 

全ての鐘が鳴る恋愛の放課後へ…….。その時ワタシハ…….。

 

 

 

 

…….また。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八神・八竜

 

 

 

 

短く優しい痛み~ a short ・kind pain ~

 

 

長い永い悪夢のような暗い記憶のトンネルの中

走っても走っても 逃げられぬ想いから

 

 

今日もまた 想う

今はもう思う かな

 

私の中の 鳥たちが

風の中を走り 雲を泳ぎ ペンを響かせる

 

 

このチカラ 大切な人との思い出と引き換えに得た能力

 

ワタシは思う

天空にあの人あらば、下界にその人の影ありと

 

 

 

夢で見るあの人は 遠くの月に自分を重ねて泣いている

優しいやさしい短い 痛み

その痛みが 思い出を  想い出に仕立ててくれる

 

 

 

 

 

消された記憶と物語に 今夜も竦(すく)んだナミダ姿のまま

当時を・・・・いまを・・・

月を見上げる あの子のように・・・・・

 

 

私も短く優しい痛みと共に。。。願いを込めるよう行(ゆ)く!!

 

 

 

記憶が・・・・・・・覚醒するなら、、、、、、、、、、生まれるっっ!!!

 

 

 

 

神詠みの下(もと) 、 降臨せり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八神・八竜

 

 

眠りの予期する時

 

 

あぁ。今日も今日の最後で聴こえる……….。

 

風と共に踊りながら

鳥と共に歌い

雲を身に纏い

 

カラダを寄せ合い 緑の色彩 透き通し

荒ぶる雷雲 受け入れて

刻の彼方に貴方と共に 揺れて

描いた時代 1ページめくり

 

さぁ今日一日一生 咲かせよう

 

 

大丈夫、これこそが定石

いつの時代も一緒と ココロに置き

 

離れていると

もっと近くにあるから

 

 

あぁ、貴方で良かった

 

ここにあった

 

 

トリッキーな私だけの一時

 

まだまだ今宵も眠らせてくれない時計の針は

ゆっくり ゆっくりと

残酷に時を刻む

 

目覚めの良い揺りかごは いつのやら

流されるように 流れるように

 

またいつか その夢をもう一度

 

 

その時までは

 

 

 

 

 

 

 

御機嫌よう♬♬

 

 

 

 

 

 

 

八神 八竜

 

 

 

優しさの経験値

 

 

 

風が囁いた あの香り

 

私も風となり キミに追いつこう

初夏の涼風になり

 

いつしかの僕は流されて 流れて

 

ただの一度も自分だけの真実には辿れず

私という名の意味も歴史も知らずに

 

 

 

僕はまた、、また僕はまた この時代において

ただただ そこに有るだけの空虚なのだ

 

 

涙は、雨となり虹とて消えて想う

もっと愛したい 恋したい

何度もそう言えるなら どんなに楽か

 

 

私がまた風になり地球(ほし)を駆け抜けたら

少しだけキミを感じさせてくれないか

 

 

 

そして…….この世海に風のメッセージを

答えはいつも いつでも幾つかの 一つ

 

貴方の中にも 必ず在るはず…….。

 

 

 

 

そこに行(ゆ)けるまでは

 

 

 

 

 

 

 

御機嫌よう♬♬

 

 

 

 

 

八神・八竜

 

闇が堕とした一雫

 

 

すれ違いの道……….

ここを抜ければ ここさえ抜け出れば

そうキミはいつも言ってたね

 

 

いつもそう いつだってそう

キミが道を決めて 後悔をする

 

私は黙って キミの後悔の一雫を飲み込む

 

 

キミの闇が堕とした一雫は

一粒飲めば 千の力

二粒飲めば 万の知恵

三粒飲み干せば 奥の路の地図

 

 

私は解っていた

だから

だから私も行こうと決めた さらにその先へと

 

 

そして

明日には  明日の風を掴もう

たとえそれが キミとすれ違いの路を行こうとも

 

 

久しぶりに夢で会った  キミは少し困った顔で笑っていたね

 

 

 

さて そろそろ

私も行(ゆ)くよ  闇の堕とした雫いっぱいを

カラカラの喉に 詰め込んで

 

 

 

もう夜も怖くはない

さぁ 幕開けだ

幽玄の燃ゆる月へと

 

 

 

 

 

いざ 行かん!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八神・八竜

 

 

漂々と

 

 

 

漂う ユラユラ ただただ漂う

いつかの 怒り 悲しみ 虚無感

全てを受け入れて

ただただ漂う

 

 

そして今

一つ唱えれば、一つの時の添い寝

二つ唱えれば、二つの香り

三つ唱えれば、三つの炎

 

四つ?いやいや、八つ唱えれば八神の紙の音

 

 

助かりたければ、

いつだって、いつも貴方の中の神に誓うこと

 

 

アナタ自身の中の神は

いつだって 正直な解答を求めてくる

その対価に

絶対的なエネルギーを素直にくれる

 

 

そう 素直な貴方だけに。

 

 

 

 

私も神の名に恥じぬように邁進する。

 

いつか 世界をセカイに変える夢追いかけ

今宵も貴方に逢いに…….漂々と。

 

 

 

 

 

その時までは 御機嫌よう♬♬

 

 

 

 

 

 

 

 

八神・八竜

 

 

街の緑の光と夕日の中

 

 

 

やわらかな夕日が 緑の街を包み込み

 

今日の日も

無事に生きられた感謝を込めて

 

 

明日の朝も 生きているだろう奇跡に

祈りにも似た念を

 

夕日が諭してくれるように

世の中のあらゆる悲しみ嬉しみ

 

 

ゆっくり ゆっくりと 時は流れていく

ゆっくり ゆっくりと街は緑の光と夕日に包まれていく中で

 

誰も…… 何も...独りじゃない

 

 

怖くても目を閉じれば

あの日に帰れる

そして、

眼を閉じれば

思考が織りなす 無限の空間がある

 

 

どうぞ 目に映るだけの空間で

不平、不満、不平等を言う前に

自分の中で可能性を

 

見て、聴いていますか?

 

いつかの私も

あの日の・・・・あの日々の払拭を

拭うのは涙ではなく あの日の日々たちの記憶

 

私はできるハズ そして貴方にも

 

 

 

 

 

その時までは、御機嫌よう♬♬

 

 

 

 

 

八神・八竜