ぴちょん……….?ぴちょん……….ぴち…
あれ!?私は、、、今。TIMEアフターTIMEわー。
洞窟?、、、、、、ハッ、、蔵の中。。私は。。。。
・・・・・幾時前・・・・・
闇に飛び交う3匹。
皆、平等とは限らない。
限らないから限り向上がある。
どこで見た聞いた、テープを巻き戻したような情景。
向き合えあの軌跡と奇蹟に。
~そして、少女は~
ユキは、自分だけ能力の向上が無いとコンプレックスを抱えていた。
ユキ、まだ寝ないのか?
ぅん。。。(私、負けてばっかりだ)
???「・・・・・チカラが欲しいか?」
どこからか聞こえる声、囁き、
ユキ「誰か分からないけど、私は私であり最強よ!!」
???「では何故、迷いがある?」
ユキ「フンッ!」
「チカラ、、、貰えるなら頂くわ!」
グルッぐるっっ
なに!?ベアーのマントに!?包(くる)ま。。。れ
意識が遠のく。
あれ?この空間は?闇の病み、
どうゆう事?目を開けても閉じても闇、、、。
ぴちょん……….ぴちょんぴちょん……….ぴちょん、、、
水滴、、どこかで聞いた、、ハッ!?蔵だわ。。
あれ!?
ひた。。ひた。。。ひたひた。。。ひたひたひた。。。。
怖い怖い怖い、、、怖い。
何も聞こえない。
何も感じない。
音が欲しい。。怖い怖い怖い怖い。
私はどこ?
「コンノ!ヴェノム!お兄ちゃん!!」
???「さぁ、ココから抜け出すことが出来るかな?」
「ヒヒッ、ヒトの おなごが来るのは久しぶりだな、精神を喰らえる、ヒヒッ」
「っと、最初で最後のヒントは、
刃は切っ先のみ神速で全てにおいて囁くようにひらひらと切り開く。」
「考えずに、感じろ。。。華開け。。体感しろ神の速さを」。
「では、健闘を祈らせてもらう。」
ユキ「ま、待って、」
???「んー? これはお前がコンノとヴェノムに対しての能力のコンプレックス」
「自分で乗り越えた瞬間に、、ククッ、さっきのヒントだけだ。」
怖い怖い怖い怖い怖い、、、、、、
考えられない、、、怖い怖い、、、
数刻余りたち、、、、
ユキの記憶(兄ちゃんに会いたいなら、いつでもどこでも会える、お前の記憶に残る俺だ。頑張れ!!ユキ!!)
ぅう、グズ、ズズ、、、、
ゃ、ゃ、や、、刃、、神速の、私にはベアーしか、、、、
ゔぅ、、、、も、、もしかして、、
コンノのモードチェンジみたいに、、
やるしかない!!
ベアー、私にチカラを貸して お願いっ!
念じること、感謝すること、、、具現化すること!!
ベアー、神速の刀に!!
瞬間!
ベアーのマントがユキの腕に巻き付き黒刀へ、
刹那の刻!!
黒の鈍いヒカリ、、、
わぁ、へぇー、はー、ズズ グス、……….うん♪
キレイな黒刀ね。
いくよベアーちゃん!
いざ、神速の抜刀切り!!
はーッッつ!!!
スパッ、ハラハラ~、、、
。。。。やっと闇から抜け出せた。
んだ?ユキこんな時間に。
エッ?あの空間は無限なの?
ユーキ、だから何だよ、ニヤニヤして?
ふふん、
(私にもチカラが付いたのよ、もう足手まといな感じはないのよ)
見てなさい、感じなさい、今の私は一味違うのよ
今、私が居るのは、、、まぁいいわ
(ゆ、夢じゃないよね)
私にもコンノみたいに内なる声が聞こえたよ。
(お兄ちゃん、ありがとう)
痛ぅ!!
瞳のような傷から、涙のような血が一滴。
ハハッ、現実だわ。
あはっ、只ではチカラは手に入らないわよね。
当然、対価が必要よね。
ユキ、生理か?
違うわよ!ばか!
ふふん、成長したのよー。
ムネか?
バカバカバカ、ホントにもう。バカ。。。
寝るわ、おやすみー、フンッ。
これは、ユキの話、ユキの試練、ユキの蜜。
新たなチカラを密かに手にしたユキ。
涙ながらに手にしたチカラ。
さて、現実世界での神速の刀とは一体。
真っ直ぐな願いは、何よりも美しい。
さぁ、参ろうまだ見ぬ理想郷へと。
それではまた次回に。