About 八神・八竜

神のシナリオを書き換えるっっ!!

際限なき時と思考の部屋

 

部屋が狭い 生活が窮屈

そういう言葉の前に思考を広げてください

アナタも持っているはず

 

 

さぁ 目を閉じて

アナタの思考の広さは限りなく昼間より夜の闇と気づけたら

恐れず受け入れて

 

 

音無き闇の空間で ゆっくり自分のセカイで呼吸を

 

暫くして自分の 自分だけの独りに逢える

慣れた感情と引き換えに

生きた感情が憎しみや苦悩を呑み込み

彩りを花咲かせ 部屋の狭さなど ちっぽけな問題と思えば

 

アナタは既に闇をも味方にした 紛れもない時そのものであると

 

 

 

ずっと前から探していた 居場所が…。ね。

私の時間も またアナタの時間

その共有できる時に

 

 

 

 

 

 

また 部屋でお逢いしましょう………。

 

 

 

 

 

 

 

八神・八竜

 

 

~雪花の頃に~

 

 

冬の透き通った空気の景色

雪原に置いてかれ

吹雪く粉雪に 花を見た

 

 

ホタルのような優しい光

銀色の流れ星と凍てつく悲しいデータの読み込み

 

 

水のように 鳥のように 自由に

透き通る色は今も昔も記憶の底

 

 

 

恋なんて ビタミン不足のハートは要らない

一つのかけがえのない想いをリピートし

テープが擦り切れるほど  頭の中で優しく殺めたい

 

 

ほんの数日、数か月の生活に

どれほどの言葉を並べれば償えるだろう

 

 

 

愛してる

そんなちっぽけな言葉しか綴れない

 

 

水を含み空へと旅立ち

雨という涙を流せたなら  どんなに楽だろう

 

 

 

いつか金色の涙さえも凪用のセカイに

私達を祝福してくれるなら

 

 

 

 

 

その時までは、

 

 

 

 

 

御機嫌よう♬

 

 

 

 

 

 

 

八神・八竜

 

 

都会の吠える雑音のシャワー

 

 

暗い部屋で緑の糸に捕まった蝶のように

金に犯された人々の徘徊

 

 

見つけた!

 

氷の軋(きし)む音に耳にしたカタチある者を

水面下で見つけた脆弱な青竜の子

 

 

言葉遊びに飽きた 真の戯れを

泣いているのは お前だろう、自分を殺してと諭すように問うように

 

夜の風に頬を撫でられ 涙を掬(すく)われ

 

 

 

安心なさい

見つけたのはキミじゃない、私だ。

 

さぁ 薬を飲んで人ごみに溶けていく

静水、一口二口甘く体も脳も溶けるように

 

 

 

願わくば苦しまずにアイツと

 

 

 

 

その時までは

 

 

 

 

 

御機嫌よう♬

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八神・八竜

 

 

~他愛もない繋がり~

 

我は眠る

その静かなる冬眠の中 夢を見た

 

失くしたはずのパズルは

いつまでも いつになっても心の奥底の穴に眠るように

彼女が起きるなら 私は流れよう

 

 

星のヒカリに導かれて

光の結晶に酔いしれて

 

 

また思う

 

 

無情にも通り過ぎた日々

水湖の底で眠るような我が脳

 

予測不可能なものが人生なら

 

 

 

今世も彼女は行(ゆ)くだろう

そして 私も行(ゆ)く

 

雑音の降る都会で曖昧な二人暮らしの頃

 

 

 

絵に描いた愛だけ残して

言葉は憎しみに近いだけ優しい

何も無い 誰もいない用のない切なさが

今も我が心に

 

 

誰も居なくなった部屋の想像の海でヒトリ明けるまで

 

 

またの時まで

 

 

 

その時までは、

 

 

 

 

 

 

御機嫌よう♬

 

 

 

 

 

 

 

 

八神・八竜

 

 

TIME after time War (15.war)__PART.2

 

 

~つづき~

 

ハッ!?

眠るような時間差か!?

 

俺が持っているモノを一撃の力にして、

1体ずつじゃダメだ……。

 

。。。。。ヤツは、、、影。?

 

 

 

そうか!光で影を消せば、

くっ、立て!!

プライム、モード、光輝の大剣、、ルールブレイク、

 

 

ユキ「こ、コンノ~」

ヴェノム「ゴフッ、、こん、の君」

八神「……コンノさん」

 

 

悪りぃな、待たせて。

 

 

 

 

いくゼ、

この一撃で決めてやる!!!

 

ハァァァァァァァアアア!!

 

 

キンキンキンキンキンキン!!

ドン!どん!でっかくなれ、俺から光を吸収しろ!

 

 

 

いくぜぇぃ!!

 

ヒカリの大剣!!

 

ルール、、ブレイクッ!!

 

せぃゃ!!

 

ラズバッ!!!

 

お、お、でが、また消える!?

 

シューーーーン。

 

 

 

八神「丁度、朝陽でヤツは瞬時に回復出来なかったみたいだね。」

 

 

コンノ「ん~なぁ~にホスト面を腫らせてる綺麗な顔で」

 

ヴェノム「コンノく~ん、カッコよかったよ。キラーン、ズバシャッ。って勇者みたいに。」

 

コンノ「ヴェノムよ、腫らせるのは胸だけにしろよな?」「可愛くボインにな」

 

 

ユキ「コンノ、アンタがやる予感はしてたけど、もっと早く来てよね!」

「私の綺麗な顔が台無しだわ。」

 

コンノ「悪りぃな、よく分かんねえ世界にいた。じぃさんが出てきた。」

「なぜかな、分かんねぇ。」
「だが、赤目黒をヤレた。いつも遅くて悪い。」

 

 

 

八神「さて、コンノさん何を望みますか?」

 

3人「はぁ?」

 

八神「赤目黒は、倒した者に何かしらの望みを与えるのです。」

 

 

 

コンノ「お、お、俺か?」

 

八神「そうですよ」

 

 

 

コンノ「だったら、超高級な鍋セットとか?」

 

ユキ「バカ!もっと考えなさいよ!」

 

コンノ「じゃあ、決まってらぁ!」

「赤目黒を、俺の式神にすらぁ!!」

 

 

3人「ん?んん~??そ、そんなこと。。。」

 

 

 

 

どこからか(聞き入れたり)

 

 

 

八神&ユキ&ヴェノム「んなアホな」

 

 

コンノ「3人の間抜け面に、プライムの回復弾を。」

ドン、ドン、ドンッってね。

 

 

 

んなら帰って夜食?

もう朝だから朝から鍋食うぞ。

 

 

八神「では、私は失礼しますね。」

 

コンノ「八神も一緒にどうだ?」

「ん?気になってたんだが、前にも赤目黒が現れたときは誰がやっつけた?」

「そして、報酬は?」

 

 

 

八神「死にました。身体を気に変えてヒカリと共に消えました。」

「人身御供ってやつです。」

「まっ、そんなとこです」

「私らからしたら父親みたいな方でした。ある意味ではコンノさんに少し似てましたが。」

折角の鍋のお誘いですが、私は、、あまりジャンキーな食べ物は、、、、いつかは、ご一緒させて頂きますね。

では、回復弾、ありがとうございました。

「イイ男に戻れました。。。。クスッ(笑)」

 

 

ユキ「チョイ、チョイ、チョーイ、コンノ!アンタねー、無茶が過ぎるよ!」

「赤目黒を、、、、神を、式神に、、、、って。」

 

 

ヴェノム「うぇ~ん、コンノ君、また死んだかと思ったよぉ~。」

 

 

コンノ「泣くな、死んだふり修行術だ。」

 

「ま、俺の影の中に赤目黒がいる。」

「良いだろう~、心強いだろ~。」

 

 

多分、ヤツは その時その場所に現れる試練。

だから、3人の場合だったから3体に。

殺ろうと思ったら一気にカタをつけれた。

 

だが、しなかった。

 

神は越えられぬ試練は与えないだっけ?

 

 

 

まっ、

とりあえず、疲れたろ、だろ?

 

帰って鍋食って朝寝すっぞ!すっぞ!(ニヤリ。)

 

 

そうね&うん!

 

 

 

 

 

今宵も?無事?

三匹はやり過ごし事により新たなチカラが。。。

度々に訪れる試練は、

刻(とき)がもたらす流用によるものなのか?

一国(刻)の王にならんがために、

回復の度に更なる大きな傷痕を残し、誰にも何にも負けない。

 

そんな思いを胸にしまい込んで、彼らは行(ゆ)く。

 

 

 

 

 

 

またもの時まで、御機嫌よう。

 

 

 

 

 

 

 

(war⑮)

TIME after time War (15.war)___PART.1

 

 

異世界からの産物

永い間 眠っていた最悪の感性のカタチ

願ってもない会者定離のルール

クスリの一欠けらでの一眼で浄土への扉が

人神、二神、未神、予感は実感へと

 

~その時、少年は~

 

 

 

トクン……トクン……..トクトク….

…トク………。。

ドクン!ドクン!!

 

はぁ、はぁ、はあ、ごぉぉぉぉぁぁぁ!!!

はぁ~、一致、、したぞ。。。

 

 

 

ユキ「うっ、、、な、なに?」

コンノ「ユキ~、もう食えねーぞ、腹いっぱいだぞう。むにゃむにゃ。」

 

ヴェノム「何かが、来る予感がする」

「能力者?いや、そんなもんじゃない」

「影?」

プッ、痛ったい!!!!イタタタタタ!!

先読みすると痛みが!?

 

ただ、影ということ。

 

 

 

 

来る、近いうちに、時が来る!

 

コンノ君に突然襲われた、試練が、

僕とユキ姉にも。

3人同時かも。

 

 

急いでココを離れて逃げよう、

ユキ姉!コンノ君起こして、、逃げよう!!

 

 

ユキ「コンノ!起きなさい!コンノ!!」

コンノ「んあ!?朝からなんだよ!」

「んあ!?夜中じゃねーか!」

 

 

 

ヴェノム&ユキ「コンノ、コンノ君、逃げるよ!」

 

 

コンノ「ん、何かがあるんだな!」

「あぁ~、わかった。」

 

タタっタタタタタッタタタタタ

 

 

大橋にかかった時!

ドンッ!!!!!!!!!

 

や、や、八神!

こいつが大物か?

 

ち、違う!

 

 

八神「皆さんいいですか?来ますよ!!」

 

 

雷鳴轟き、落ちたと思うと、

 

ズカーンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!

影?!

 

黒い人形(ひとがた)一つ

 

 

おぉぉぉまいらが、望みのモノたちかぁ?

 

 

八神「お前だけには、この世でまた会いたくなかったよ、赤目黒!!」

 

コンノ「なんだよ、八神、知り合いか?」

 

 

八神「ええ、私の知る限りでは当時フルパワーでも歯が立たなかったです。」

 

 

コンノ「ん?敵か?」

「そんなにか?」

 

「どーれ、俺がいっちょ稽古つけてやる!」

 

 

あ、コンノさん!!

 

コンノ「ヒャッホー、おらぁ、おらぁ、らららら!!」

 

 

ガンッ、ゴボォ、カキョ、ガスッ、グシャ、

 

赤目黒「ひーーとりめーー、。。。。」

「あと、さぁーーんいーーん。」

 

 

 

「割れ身。。。目目目」

 

その節刻、

一体が二体、二体が三体、

 

八神「やはり、1人1殺を好みますか。」

「皆さん、無駄だと思いますが最初からフルパワーで挑んで下さい!」

「今回は、あのお方はおられずか…….」

 

いきますよ!!

 

 

~コンノの中~

(オーイ、どした?誰かに泣かされたか?)

「んん~、誰だ?」

「ハッ、ココは!?」

「蔵の前?ハッ、じ、じ、じぃ~ちゃん!!」

(まぁ~た やられたのか?)

(やられたら、死んだフリ、昔から変わらんのぉ~。)

前の人格のコンノ「だって、僕が一撃する前にズタズタにされて」

「じぃちゃんに、また会いたくて、じぃちゃんに頭を撫でられたくて。」

 

何も言うな。。。

 

 

ガシガシ。ガシガシ。ヨシヨーシ。。

 

お前のもう一人を出せ。

 

うん!

 

なんだよ、じじい、オレは撫でていらんぜ。

 

(お前に言ってやりたくてな。)
(ヤツは、赤目黒と呼ばれる神の一つ。)

(身体が真っ黒で唯一、瞳だけが赤いこと。)

(今からずっと前に一度だけ見たことがある。)

 

赤目黒の正体は影。

そして、

今は3体に分かれている。

 

 

3体の場合は、

人神、二神、未神、という所じゃ。

 

 

どれ、時間差での闘いを見るか?

3人とも死にかけじゃよ。

 

 

八神「やはり、無理なのか、あの軌跡は、ぐへぇ。。」

ヴェノム「痛い、痛い、千切れる、ああぁぁぁ。」

ユキ「こんなの勝てっこない、ダメね、やられるだけだわ。」

 

 

コンノ「こんなにしなくても、もう負けてるじゃねーか!」

 

とかいう俺も、死んでるし。

 

 

(なーに言っている?)

(お前は死んでないぞ?)

(とっくにプライムの回復能力で傷なんて無い。)

 

 

あ、あれ!?

 

で、でも、あの八神でさえ手も足も出ないんじゃ。。。

 

 

 

アホウ、ヤツは影だと言ったろう?

 

お前のプライム、体術、他にも吸収力やらなんやら、

それをどう使えば勝てるか?

考えずに、感じるのじゃ。

 

 

…。ワシは、もう行く。

 

最後に言っておく。

全てにおいて無駄はないんじゃ。

 

ホッホ、じゃあの、いや、、、またな 、かな。

 

 

じじい、じぃちゃん!!

ハッ?!

 

眠るような時間差か!?

 

 

 

 

 

part2へ つづく

いつか叶う日まで

 

夢を歩く眠りを忘れた人々

ささやかな贈り言葉に ハッとする

 

鐘の音、静まりかえる 夜更け

私は我にかえり 雨を唄えば 涙が甘く溶けて

悲しみが無くなっていく。

 

 

風の子よ、明日天気になれば私を連れて行ってくれ。

夏の大地へ 空気も優しいあの地へ

 

答えなんてすぐには出ない

そんなに甘くはない

だからこそ楽しい

 

 

そして、

叶うと信じる心ほど美しいモノは無い

 

私が望なら、この試練も優しい業である

キミが悲しむ、だから。我は行(ゆ)く。

 

 

いつかまた  すれ違う道を歩いても

振り返る そんな魅力ある者になろう

 

いく時を越えても・・・・。

 

 

では、また

 

 

 

 

 

御機嫌よう♬

 

 

 

 

 

 

 

 

八神・八竜

 

 

 

雨涙(うるい)のようにどこまでも。

 

記憶の海に沈めば 幾千ものあの時に戻れる

悲しさ100倍 懐かしさ千倍、

 

 

いつでも、いくつになっても

私の意識は 記憶と共に甦る。

 

いつからか人のソレとは違う記憶力。

刻(とき)の流用を感じて今宵も、もの思いに更ける

 

それが良い、それで良い。

いつかの2人で望んだ景色には 今はまだ早い

 

 

羽化の前、外降る雨が温かなオレンジ色に染まり

私の心も、いつかの透き通った緑色の優しさを撮り戻ずまでは、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

御機嫌よう♬

 

 

 

 

 

 

 

八神  八竜

 

 

 

 

TIME after time War (14.war)__PART2

 

~つづき~

 

 

ユキ「ヴェノム、何してるの!」

「私のバリアもう保たない!!」

「クッ、最後の手段  八神印の八枚の札!」

12345678910

345345345678910

アマツカミクニツカミ ハライタマエ キヨエタマエ

アマツカミクニツカミ マモリタマエ サキワイタマエ

 

 

かっきッーーん!バリリッ!!

 

 

なんだぁ!?

 

ユキ「流石に八神印のシールドの札ね、貰っといて良かった。」

 

 

「ヴェノム、何してるの!」

ヴェノム「ユ、ユキ姉。。」

 

 

「ヴェノム!!

多分、コンノがこの世に縁があれば、

こう言う、

 

「度肝抜いてやるさ!(びっくりさせてやるさ!)」

ってね。

そして、さらに、

「全てのことには意味があるんだな、ってね。」

 

 

 

「なんで、今夜ここに盗みに入ったか?

なぜ、ヴェノムにヤラせずにコンノが結晶化させたか?」

 

 

ヴェノム「ユキ姉  なに言ってるの?」

ユキ「これも夢かもね?」

「だってプライムがまだいるじゃない。消えかけだけど。」

 

何の為に、地下金庫室の研究所?の子たちを結晶化させて莫大なエネルギーにしてプライムに取り込ませたか?

 

何故プライムは消えてないか?

 

 

ヴェノム「何言ってるの?ユキ姉?」

ヴェノムは泣きながら分からず言う。

 

 

 

「ヴェノムは知ってか知らずか、

プライムには、回復能力があるのよ。」

 

 

だから、つーまーり!

こうよ!!

ベアー、プライム、一撃でコンノの肉塊を復元させるよ!

私の防御能力と、結晶を取り込んだプライムの回復能力を足すと、

 

いっけぇーーーーーーーーー!!!!!

 

 

バクン。

 

 

 

 

 

 

ヒカリがコンノの肉塊を飲み込み

華が、蓮の華が開くように   そこにはコンノが!

 

ヴェノムは泣きながら  コンノの名前を呼び、

ユキもやっぱりコンノはタダでは死なないと安心した。

 

やはり、この世の事には意味がある事しか無い。。。っと。

 

 

コンノは、

「あれ?鍋食って?蓮の華の?。。。白い・・。あれ?」

 

 

ユキは、泣き笑いしながら逃げるよ!っと言い、

ヴェノムはコンノの手を握り締めて、

コンノは唖然茫然として。

 

アジトへ。

 

 

 

 

パリンッ!

クソッ、この札が無ければ残りを殺せたのに!

 

八神は、千里眼を使い終始見て一言。

「やっぱり、ユキさんはこちら側。」ククク。

 

 

 

アジトでは、カクカクシカジカと話した。

コンノは一言。

「いやぁ~、びっくりだなぁ、そんなこと。」

 

ユキ「びっくりしたのはこっちよ、次は無いからね」

「ヴェノム、いつまで泣いているの!」

 

 

ヴェノム「だって、、ユキ姉。。。。」

 

ユキ「生きてるじゃない。コンノも私たちも!」

 

コンノ「ユキ、しっかりしてるなぁ!」

 

ユキ「伊達にコンノに、初めて会ったときに殺されかけてないわ!

私達は もっと各々の能力と限界について知るべきよ。」

 

 

くっくっく。

 

何がおかしいのコンノ!

 

いやぁ、カッコ悪い死に方はできねーな、ってな。

 

ユキ&ヴェノム「ん?」

 

なーんでもねーよ!

 

 

 

「フン。

さぁてと、前回の鍋が残ってたわね、食べるわよぉ~、

私たちも体力と能力を使ってヘッロヘロよ。」

 

「そうだっ、ユキ良いこと言った、

良く食って、良く寝て、良く働く。」

 

 

ユキ「じゃ、用意するわよー」

 

ヴェノム(・・・・・今日はコンノ君の隣で寝る!)

 

 

 

ユキ(何故だろう?以前の私と違うような………)

 

まっ、小さな宝物も手に入ったし、良きね。フフ。

 

 

 

色々あった夜だったわね。

 

 

 

だれも知ってか知らずか

ユキにも目のような傷から、一雫 赤い涙のような。。。。ポタポタタ。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今宵も

無事?3匹のケモノは目的外の目的を遂行し、

新たな生活を各々が感じながら夜は更けていく。

この先、幾たびも魂も身も汚れながらも生きていくのだろう。

 

哀と戦慄を駆け抜けながら。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(war⑭)

 

 

TIME after time War (14.war)__PART1

 

捨てる神あらば、拾う神あり

石楠花(しゃくなげ)の咲くような未来に

彼らはいるのか

目的は ただ一つ、腐ったこの国の天下布武にあらんこと。

是からも、戻れない帰れない日々を

彼らは知っているのか 感じているのか

 

いざ、未来に生きるため 今宵も静かに幕が上がる。

 

~ その時 少年は ~

 

 

 

 

、、、、、、、、、ザッ、、ザザッ、、、、ザシュっ、(足音)

 

 

ユキ「今夜はここなの?コンノ?」

 

コンノ「あぁ、プライムに敵さんが居ないか調べてある。」

「だが、妙な反応もある。」

「まっ、入って奪って逃げる。それだけだ」

 

「一気に地下金庫室まで降りるぞ。」

 

 

スッ、、、、、ッと。

 

カッ、カッ、カッ、(足音だけが響く)

 

コンノ「ここだ、ここに反応ありだ。」

「一気に扉をブチ破って強奪するぞ!!」

 

 

ゴッボァンッッッ!!!!

 

 

な、なんだぁ、ここは!?

 

 

異界のモノ?「ぁぁ。。っぅぅぅっぅっぁっぃぃぁっっかぁぁぁ。。。。ぁぁ。」

 

 

こ、こいつらは、一体!?

 

 

 

異界のモノ??「こ、、ころ、、、し、、て、、、ころ、、、し、、て。」

 

 

 

コンノ「臭いも臭いだが、人か………?

こいつらは一体全体なんなんだ?」

 

ユキ、ヴェノム、こいつらは一体?

 

 

ユキ「コンノのプライムの反応はここね。」

「………ヴェノム?」

 

 

 

ヴェノム「わぁぁぁぁぁぁぁぁ、、魍魎よ!!!」

 

 

コンノ「ま、待て、ヴェノム、魍魎に食わせるな。」

「お前の反応と、こいつらの関係 大体、見当がついた。」

「こいつらもラボにいたのだな?」

 

 

「よーし、俺が久々にココに居る皆に見せてやる!初めてかな。」

 

額の目の傷から赤い涙が一雫、

内なる声のコダマ。

…結晶。。。。。。

 

 

 

「あぁ、分かってらい!」

 

「まずは、多分、こいつらラボの、、研究の失敗作を一気に結晶化する!!!」

 

 

クッ!?

失敗作でもコイツらに力が持っていかれる!?

 

 

がぁぁぁぁぁぁ、ブシュッ、ポタポタ、ポタ、

 

………………….シューーーーーン。。。。

 

 

 

「な?やれたろ?」

「殺さずに。」

 

 

 

「そしてこの巨大な結晶にしたアイツらをプライムに食わせる。」

 

 

「まっ、こんな感じだわ。」

 

 

 

ユキ「コンノ!!アンタ血が出てるじゃない。大量の。」

 

 

コンノ「さすがに無傷にはいかないわな。」

 

 

 

 

「あーーー、しんど。

一気にチカラを使ったからヘロヘロになっちまったぃ。」

 

取り敢えず今回の お宝はなんだったんだ?

もうなにも無い……..かな。。。臭いさえも。。

 

 

何の為に彼らは幽閉? 新たな使い道が?
実験室? 秘密研究所?

 

 

ドサッ

 

 

ユキ「ちょっとコンノ!?」

 

コンノ「足腰に力が入らないんだ、

悪りぃ、」

 

 

 

ユキ「仕方ないわね。

ベアー、モード解除。」

 

コンノ「フカフカの熊だぁ。」

ヴェノム、コンノを乗せて。

 

 

ヴェノム「はーい。」

 

 

宝の反応は私も感じていたわ。

ココね、この壁を、、、ホッ

ボコッ!!

 

あった!

これねー、コレが反応していたのねー。

 

 

さ、帰るよ、ヴェノム。

 

 

ヴェノム?

 

ヴェノム「外が騒がしい、予知能力で少し視えた、

なんだか胸騒ぎがする。」

「ユキ姉、急ごう嫌な予感がする。」

 

 

 

 

地上。

 

 

 

軍曹「アッハッハッハ、たれ込み通りに居たなぁ!!」

軍隊と警察???

 

 

部下「軍曹、チカラを使われる前に。」

軍曹「解っている」

 

 

 

軍曹「っっっ、放てぇぇぇーー!!」

 

 

コンノ「あれ?なんか光と弾ける音が?」

 

コンノ、あぶっ!!!?

 

 

タタタタタタタタタタタタタタタタア、、

グチュギュチャリ、、ミチミチ……….。。。

チビビビチチチイチチグチャ……….。

 

 

あっという間にコンノは肉塊に。。。。

 

 

瞬時の出来事にユキとヴェノムは固まる。

コンノが盾に、、、、。

 

 

ハッと、我に返り、

そしてユキは、第2波の銃弾をベアーのバリアコーティングで止めている。

ヴェノムは泣きながらコンノの肉塊を集めている。

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・

っていう夢を見たんだなぁー。

いやぁ~、お前らの愛がさ。。?

 

・・・・・・・・・・・・

これも、、、夢??

 

・・・・・・・・・・・・

蓮の花?  ここは?

白いヒカリの空間が?

・・・・・・・・・・・・

これも夢?

 

 

 

 

 

 

 

 

コンノは一体?これは現実なのか?_これも現実なのか?

 

part2へ つづく