都会の吠える雑音のシャワー

 

 

暗い部屋で緑の糸に捕まった蝶のように

金に犯された人々の徘徊

 

 

見つけた!

 

氷の軋(きし)む音に耳にしたカタチある者を

水面下で見つけた脆弱な青竜の子

 

 

言葉遊びに飽きた 真の戯れを

泣いているのは お前だろう、自分を殺してと諭すように問うように

 

夜の風に頬を撫でられ 涙を掬(すく)われ

 

 

 

安心なさい

見つけたのはキミじゃない、私だ。

 

さぁ 薬を飲んで人ごみに溶けていく

静水、一口二口甘く体も脳も溶けるように

 

 

 

願わくば苦しまずにアイツと

 

 

 

 

その時までは

 

 

 

 

 

御機嫌よう♬

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八神・八竜

 

 

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