異世界からの産物
永い間 眠っていた最悪の感性のカタチ
願ってもない会者定離のルール
クスリの一欠けらでの一眼で浄土への扉が
人神、二神、未神、予感は実感へと
~その時、少年は~
トクン……トクン……..トクトク….
…トク………。。
ドクン!ドクン!!
はぁ、はぁ、はあ、ごぉぉぉぉぁぁぁ!!!
はぁ~、一致、、したぞ。。。
ユキ「うっ、、、な、なに?」
コンノ「ユキ~、もう食えねーぞ、腹いっぱいだぞう。むにゃむにゃ。」
ヴェノム「何かが、来る予感がする」
「能力者?いや、そんなもんじゃない」
「影?」
プッ、痛ったい!!!!イタタタタタ!!
先読みすると痛みが!?
ただ、影ということ。
来る、近いうちに、時が来る!
コンノ君に突然襲われた、試練が、
僕とユキ姉にも。
3人同時かも。
急いでココを離れて逃げよう、
ユキ姉!コンノ君起こして、、逃げよう!!
ユキ「コンノ!起きなさい!コンノ!!」
コンノ「んあ!?朝からなんだよ!」
「んあ!?夜中じゃねーか!」
ヴェノム&ユキ「コンノ、コンノ君、逃げるよ!」
コンノ「ん、何かがあるんだな!」
「あぁ~、わかった。」
タタっタタタタタッタタタタタ
大橋にかかった時!
ドンッ!!!!!!!!!
や、や、八神!
こいつが大物か?
ち、違う!
八神「皆さんいいですか?来ますよ!!」
雷鳴轟き、落ちたと思うと、
ズカーンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!
影?!
黒い人形(ひとがた)一つ
おぉぉぉまいらが、望みのモノたちかぁ?
八神「お前だけには、この世でまた会いたくなかったよ、赤目黒!!」
コンノ「なんだよ、八神、知り合いか?」
八神「ええ、私の知る限りでは当時フルパワーでも歯が立たなかったです。」
コンノ「ん?敵か?」
「そんなにか?」
「どーれ、俺がいっちょ稽古つけてやる!」
あ、コンノさん!!
コンノ「ヒャッホー、おらぁ、おらぁ、らららら!!」
ガンッ、ゴボォ、カキョ、ガスッ、グシャ、
赤目黒「ひーーとりめーー、。。。。」
「あと、さぁーーんいーーん。」
「割れ身。。。目目目」
その節刻、
一体が二体、二体が三体、
八神「やはり、1人1殺を好みますか。」
「皆さん、無駄だと思いますが最初からフルパワーで挑んで下さい!」
「今回は、あのお方はおられずか…….」
いきますよ!!
~コンノの中~
(オーイ、どした?誰かに泣かされたか?)
「んん~、誰だ?」
「ハッ、ココは!?」
「蔵の前?ハッ、じ、じ、じぃ~ちゃん!!」
(まぁ~た やられたのか?)
(やられたら、死んだフリ、昔から変わらんのぉ~。)
前の人格のコンノ「だって、僕が一撃する前にズタズタにされて」
「じぃちゃんに、また会いたくて、じぃちゃんに頭を撫でられたくて。」
何も言うな。。。
ガシガシ。ガシガシ。ヨシヨーシ。。
お前のもう一人を出せ。
うん!
なんだよ、じじい、オレは撫でていらんぜ。
(お前に言ってやりたくてな。)
(ヤツは、赤目黒と呼ばれる神の一つ。)
(身体が真っ黒で唯一、瞳だけが赤いこと。)
(今からずっと前に一度だけ見たことがある。)
赤目黒の正体は影。
そして、
今は3体に分かれている。
3体の場合は、
人神、二神、未神、という所じゃ。
どれ、時間差での闘いを見るか?
3人とも死にかけじゃよ。
八神「やはり、無理なのか、あの軌跡は、ぐへぇ。。」
ヴェノム「痛い、痛い、千切れる、ああぁぁぁ。」
ユキ「こんなの勝てっこない、ダメね、やられるだけだわ。」
コンノ「こんなにしなくても、もう負けてるじゃねーか!」
とかいう俺も、死んでるし。
(なーに言っている?)
(お前は死んでないぞ?)
(とっくにプライムの回復能力で傷なんて無い。)
あ、あれ!?
で、でも、あの八神でさえ手も足も出ないんじゃ。。。
アホウ、ヤツは影だと言ったろう?
お前のプライム、体術、他にも吸収力やらなんやら、
それをどう使えば勝てるか?
考えずに、感じるのじゃ。
…。ワシは、もう行く。
最後に言っておく。
全てにおいて無駄はないんじゃ。
ホッホ、じゃあの、いや、、、またな 、かな。
じじい、じぃちゃん!!
ハッ?!
眠るような時間差か!?
part2へ つづく