少女の戯れ

 

 

静かな時の調べに 少女の戯れ一つ

少女の瞳に映る色彩も、悲しみの陰りをみせ

 

 

本当にキミなのか 透き通る瞳に輝きは無く

 

泣き止まぬ雨は朱に、月は黄に、太陽は稀に

 

 

いいでしょう。

一つ二つ差し出せば、三つ四つになって返ってくる得に

イグニスの緑のカケラ拾い、

一振り二振り三振りで、私の魔法を

 

 

アナタが そう望むのならば、濡れた瞳の雫を

残らず食べて差し上げましょう

 

冷めた夏夜のユメのように

 

愛にも割れた不幸福いっぱいの

アナタにも目一杯の譲歩を。

 

その時が来るならば 私の交錯の中  瞳の中で戯れましょう

愛した分だけ

流した涙の分だけ

 

どうか 優しい傷を たくさん

 

 

 

 

 

 

アナタが望むのなら。。。。

 

 

 

 

月がまた昇るまでに。。。

いつかのように。。

 

 

また。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八神・八竜

 

 

 

 

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