黄金色の淡い季節を伺い

 

 

私を見ろ

ヤツじゃない私だ

そして私ではない 俺を見ろ

 

 

キミの視線の刃を 私の喉元に充てて

最期の時までには気付いてほしい

 

 

 

キミの見ていた風景は 私の見ていた風景へと

 

 

変わる季節と 香る彩りと

今じゃ一つでも無くせないモノになって

キミの傍にも居られない

 

探していたキミを

この世界の歯車を逆さにして

 

 

 

 

やっと逢えた時に

あぁ 終わったのだなと思い

 

 

私は駆られるものから解放され

そして

貴方も駆られるものからの解放を

 

 

 

 

気付かぬうちに

キミを想うあまり 駆るモノへと変わっていたのは

 

いつの…… いつからの時からだろう

 

 

 

 

 

私が駆るモノの俺へと

キミが駆るモノへの貴女と

 

 

 

求められるより求めてきたから

キミがいない 私がいない

 

 

ただそれだけで罪と知りとて

なおも

一筋の光が作り出した偽のキミと今夜も慰みを

 

いつかまた逢おう

お互いに成長したモノになりて

 

 

 

 

俺もキミも駆られるものからの殻やぶりを

終わりなき葉桜の頃へ

 

あと少し もう少し

チカラをつけよう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それまでは ごきげんよう。。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

八神・八竜

 

 

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