TIME after time War (7.war)

 

虹の余りある色彩に

色とりどりの価値ある宝石のような

三人の行(ゆ)く末の解道の時

 

 

オフの日としての想い

その時間の解(ほど)けの先に ~少年 ~

 

 

 

~ 四季折々の着物を解くが如くの想い ~

 

 

コンノ「なぁ~んか、最近つまんねーなぁー」

 

ユキ「なんでよ!お金を稼いで この国を牛耳るのじゃないの?」

 

 

ヴェノム「ユキ姉、牛耳るってなに?」

 

 

ユキ「この国のリーダーのようなものよ」

 

 

 

ヴェノム「そぉ・・・んな、詰・・・まんなくないの?」

 

 

 

 

コンノ「俺は、組織を創りたいのっ!!」

「能力者が互いに競わない組織」

「お互いを認め合い、許しあい、諭し合い・・・・・」

 

 

 

ユキ「コンノらしくない!!」

「前回の戦闘で心が折れたの!?」

「しっかりなさい!!」

「この国の王になるんでしょ!!」

 

 

 

 

ヴェノム「コンノ君・・行動しよっ・・」

 

 

 

ムギュ!ンムギュ!!

 

「キャーーー、」

 

 

 

コンノ「よーし、二人のチチを揉んだから気合が入った!!」

 

 

 

 

 

ユキ「こんのスケベやっろーーー!!」

 

 

 

バッチーン☆

 

 

コンノ「ようし、俺なりの気合が入った♬」

「ヴェノム!今日の襲う銀行の狙いは?」

「予知能力を使ってくれ」

 

 

 

 

 

ヴェノム「んん・・・K市の南の銀行。」

「能力者は今は居なくて、後から来る」

 

 

 

コンノ「時間は??」

 

 

ヴェノム「30分で切り上げれば」

 

 

 

コンノ「よし!30分で決めるぞ!!」

 

 

 

そして、銀行に着き。

30分では間に合わず。

 

 

 

 

能力者は音も立てずに現れた。

 

 

 

 

コンノ「やーーーっぱり戦闘になるんだな」

 

 

 

 

 

???「貴様らか、最近の銀行荒らしは。」

「俺は組織にも、サツにも属さない一個体。」

「名は、八神、歳は十と六つ、生きるために狩りをする者だ」

 

 

 

ユキ「気を付けて」

「同じ能力者で警察や組織に捕まってないところをみると」

「できる!!!!」

 

 

 

ヴェノム「な・・な・・んに・・・・この感じ・・・。」

 

 

 

 

八神「初めに言っておこう、俺の能力は焔(ほむら)を操る」

 

 

 

 

ユキ コンノ ヴェノム「炎かぁ・・・。」

 

 

 

 

八神「行くぞ!炎舞かまいたち!!」

 

 

 

コンノ「へっへーん、お前の炎は遅いな」

 

 

 

八神「ハッ!お前の服を見てみろ!」

 

 

 

コンノ「キッサマー、炎を操るんじゃねーのか!?」

 

 

 

八神「炎のかまいたち だよ」

「切り裂く炎だ」

「俺は自身の能力で生きてきた」

「これからも変わらん」

 

 

 

 

八神「3人でも勝ち目は無いよ」

 

 

 

 

 

コンノ「どうかな?」

「ヴェノム!!俺とユキの潜在能力を上げろ!!」

 

 

 

 

ヴェノム「・・・あんまり今回の戦闘では・・・・・」

 

 

 

コンノ「ゴチャゴチャ うるせー、舐められて終われるかぁー!!」

 

 

 

ヴェノム「うぅーーん・・・」

「わかった・・・。」

 

 

 

 

 

コンノ「おぉぉぉぉぉぉぉぉおぉぉぉぉぉぉ」

ユキ「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

 

 

 

 

 

コンノ「プライム!!モード ショットガン!!」

ユキ「ベアー!!モード 砲銃!!」

 

 

 

 

 

コンノ「てめぇーも、逝っちまぇーーー!!!」

ユキ「落ちろーーーーー!!!」

 

 

 

 

八神「・・・・モード、、、、火炎流バリアコーティング」

 

 

 

ボウ!!!!

 

 

 

 

 

 

コンノとユキ「やったか??」

 

 

 

八神「あはははははは、弱い弱い」

「もっともっと、修行をしな・・・。」

 

「今日、君たちを狩るのは止めておこう」

 

 

 

 

 

コンノ ユキ「なんてことなの??傷一つ付けれないなんて!>?」

 

 

八神「君たちには私からの、期待をあげよう」

「コンノ君??だったよね??私から能力の種をあげよう」

「何の能力かは お楽しみだ」

 

 

「ほら、いくよ」

 

 

 

 

ドムッ!!

 

 

 

 

コンノ「くはっ、ががががががががあががが」

 

 

 

 

 

コンノ「何の、、、、何なんだ。。。。。」

「身体が脳が喉が焼ける」

 

 

 

 

八神「キミは新たな能力を身に着け一回り大きくなるだろう」

「じゃあ、私は忙しいから今日の処は失礼するよ」

「君たちは、まだまだ利用価値があるからね」

 

 

 

 

コンノ「ま、まて」

 

ユキ「駄目よ、今は逃がしてもらうの」

「八神が、何かしたのなら、その対処をしなくては」

 

 

ヴェノム「・・・ごめん」

 

 

 

ユキ「!?」

「ヴェノム、あんた予知能力で知ってたのね!!」

 

 

 

ヴェノム「・・・・・ごめんなざい・・・許して許してゆるして・・・」

 

 

 

コンノ「ばっか・・・死なねーよコレ・・・・くらいで」

「そんなことより、俺の中に入った能力のチカラの数は」

 

 

 

 

ヴェノム「コンノ君によると思う。」

「多分、八神の言いたいのは、能力の基盤をコンノ君の身体に宿したの」

 

 

 

ユキ「どうしたの?コンノ・・。立てないの??」

 

 

コンノ「ユキ、ヴェノム悪ぃい、か、身体に力が入らね・・・。」

 

 

 

 

ヴェノム「コンノ君、しっかり!!」

「アジトに行こう」

 

 

 

数日前に コンノとユキとヴェノムはマンションを購入していた。

 

 

 

コンノ「ユキ?ヴェノム?なぜ、八神は俺たちを逃がしたのだろう」

「逆算すると、俺たちに利用価値があるってことなんだ」

「詰まり、銀行強盗を容認しているってことなんだ」

「もっと考えれば、俺らの銀行強盗もヤツにとっては意味があるんだ」

 

ユキ ヴェノム「うーーん」

 

「そうだねぇ、私らを今夜、殺そうと思えば出来た」

「圧倒的なチカラで」

「だけどしない」

 

 

 

コンノ「ゴホッ、ごはぁ。。。」

「駄目だ、力がまるで入らない」

 

 

 

 

ユキ姉「コンノ君は、チカラを上げた処を食らわされたから」

「・・・・だから」

 

 

 

 

 

ユキ「タクシーで帰るよ」

「久しぶりに公共の乗り物を使うよ」

 

 

 

 

コンノ「ワリィな」

 

 

 

 

コンノ((((しかし、あの八神は、どうして俺たちを生かした??))))

((((利用価値かぁ・・・・))))))

 

 

 

ゴフッ、

コンノ「今は身体を・・・・・。」

 

 

 

コンノ「ヴェノム!!」

 

ヴェノム「ヒッ」

 

 

 

 

コンノ「怒りぁしねーよ!」

「暫く動けないから看病してくれな」

 

 

 

 

ヴェノム「ゴメンナサイ、、、許して・・・・・。」

 

 

 

コンノ「あーーーもーーー、イイって」

「それよりも、次に八神と出くわしたらの事を考えろ」

 

 

 

 

 

今宵の痛みは 何(いず)れのチカラへ

八神の考えは何処(いずこ)

不可解な夜に 不名誉な すれ違い

3人の心の夜は 今も明けずに・・・・・・・・。

 

 

 

 

 

(war⑦)

 

 

 

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