ガラスの瞳

 

 

まどろみに寄せて

瞳を開けてみると世界はセカイへ

 

 

ガラス玉の瞳は

誰の為の誰のモノ

 

 

 

四季の着物を 解くかの如く

夢現(ゆめうつつ)の ガラスの瞳に寄せられて

 

まどろみの中 愛しい人を想えば

私の想いは

儚(はかな)く 砕け散るが如く 咲いては消え

 

 

 

盲目なる 歩みを始め

それでも尚 永遠の貴女への想いを

 

 

過ちを懺悔の言葉に

世界は巡りゆく

 

 

愛おしいという想いがあれば

ガラス玉の瞳も ヒカリを帯びて望みのカタチへ

 

 

 

今宵も月の甘いナミダを

夜の狭間に 感じて

 

太陽と月の睨(にら)み合いは

同時の愛しさ

 

 

 

 

繊細な何かの中で 生まれた

繊細な何か を

感じて その想いをガラス玉の瞳に載せて

 

 

 

この世の果てに見る 千里の朱色

 

 

 

 

あゝ 今夜もガラス玉の瞳の

記憶している あの美しき香りを思い出す

 

 

咲いては滅びゆく 人の命はどこへ行く

 

 

 

 

まだその時は 訪れず

今宵も

ガラス玉の瞳で世を見据えて

 

 

 

散りゆくは 恋心か ガラス玉の瞳か

願わくば

どうぞ今夜も愛しい 幻の戯れを

 

 

触れた筈のキミへ

永遠の夏の陽炎の愛を

 

 

 

 

 

 

 

・・・・病まない 恋を。。。共に。。。。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八神・八竜(ヤガミ・はちりゅう・オロチ)

 

 

 

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