朝霧を掴むような かつて愛した記憶たち
私のやわらかな感性が羽化する前に
トマト色の甘酸っぱい感情を添えて
大丈夫、キミは人生を踏み外したのではなく
キミ自身の道を歩み出したのだ
そう傍で囁いてくる思い
世相を大きくゆっくり呑み込むチカラ
そのチカラと感性で
私は
コクのある香りに魅せられ あの形へ
斬るようなキスを瞬く速さで体中に
そして
黄泉の国までのカウントダウンが始まる
ここから始まる
これから始める
さぁ セカイは私たちに委ねられたのだ
怖がらなくて良い
やっと手に入れた自由だ
さぁ 行(ゆ)こう