~つづき~
ユキ「ヴェノム、何してるの!」
「私のバリアもう保たない!!」
「クッ、最後の手段 八神印の八枚の札!」
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アマツカミクニツカミ ハライタマエ キヨエタマエ
アマツカミクニツカミ マモリタマエ サキワイタマエ
かっきッーーん!バリリッ!!
なんだぁ!?
ユキ「流石に八神印のシールドの札ね、貰っといて良かった。」
「ヴェノム、何してるの!」
ヴェノム「ユ、ユキ姉。。」
「ヴェノム!!
多分、コンノがこの世に縁があれば、
こう言う、
「度肝抜いてやるさ!(びっくりさせてやるさ!)」
ってね。
そして、さらに、
「全てのことには意味があるんだな、ってね。」
「なんで、今夜ここに盗みに入ったか?
なぜ、ヴェノムにヤラせずにコンノが結晶化させたか?」
ヴェノム「ユキ姉 なに言ってるの?」
ユキ「これも夢かもね?」
「だってプライムがまだいるじゃない。消えかけだけど。」
何の為に、地下金庫室の研究所?の子たちを結晶化させて莫大なエネルギーにしてプライムに取り込ませたか?
何故プライムは消えてないか?
ヴェノム「何言ってるの?ユキ姉?」
ヴェノムは泣きながら分からず言う。
「ヴェノムは知ってか知らずか、
プライムには、回復能力があるのよ。」
だから、つーまーり!
こうよ!!
ベアー、プライム、一撃でコンノの肉塊を復元させるよ!
私の防御能力と、結晶を取り込んだプライムの回復能力を足すと、
いっけぇーーーーーーーーー!!!!!
バクン。
ヒカリがコンノの肉塊を飲み込み
華が、蓮の華が開くように そこにはコンノが!
ヴェノムは泣きながら コンノの名前を呼び、
ユキもやっぱりコンノはタダでは死なないと安心した。
やはり、この世の事には意味がある事しか無い。。。っと。
コンノは、
「あれ?鍋食って?蓮の華の?。。。白い・・。あれ?」
ユキは、泣き笑いしながら逃げるよ!っと言い、
ヴェノムはコンノの手を握り締めて、
コンノは唖然茫然として。
アジトへ。
パリンッ!
クソッ、この札が無ければ残りを殺せたのに!
八神は、千里眼を使い終始見て一言。
「やっぱり、ユキさんはこちら側。」ククク。
アジトでは、カクカクシカジカと話した。
コンノは一言。
「いやぁ~、びっくりだなぁ、そんなこと。」
ユキ「びっくりしたのはこっちよ、次は無いからね」
「ヴェノム、いつまで泣いているの!」
ヴェノム「だって、、ユキ姉。。。。」
ユキ「生きてるじゃない。コンノも私たちも!」
コンノ「ユキ、しっかりしてるなぁ!」
ユキ「伊達にコンノに、初めて会ったときに殺されかけてないわ!
私達は もっと各々の能力と限界について知るべきよ。」
くっくっく。
何がおかしいのコンノ!
いやぁ、カッコ悪い死に方はできねーな、ってな。
ユキ&ヴェノム「ん?」
なーんでもねーよ!
「フン。
さぁてと、前回の鍋が残ってたわね、食べるわよぉ~、
私たちも体力と能力を使ってヘッロヘロよ。」
「そうだっ、ユキ良いこと言った、
良く食って、良く寝て、良く働く。」
ユキ「じゃ、用意するわよー」
ヴェノム(・・・・・今日はコンノ君の隣で寝る!)
ユキ(何故だろう?以前の私と違うような………)
まっ、小さな宝物も手に入ったし、良きね。フフ。
色々あった夜だったわね。
だれも知ってか知らずか
ユキにも目のような傷から、一雫 赤い涙のような。。。。ポタポタタ。。
今宵も
無事?3匹のケモノは目的外の目的を遂行し、
新たな生活を各々が感じながら夜は更けていく。
この先、幾たびも魂も身も汚れながらも生きていくのだろう。
哀と戦慄を駆け抜けながら。
(war⑭)