色彩的感覚の中で。

 

 

桜舞い散る季節の遥かな紙吹雪

妄想みたいなメカニック恋愛の交錯の中

 

我は行(ゆ)く

 

 

雨上がりの虹のかかった  ひだまり にひとひらの左(さ)もの哲学を説き

 

水滴の影に映りし 溶けていく このカラダ

これで私も灰色のヒトになる。

 

 

蒼きカリスマの執拗なまでの追憶を交わし

これが全てと最後の色を使い差し出し

 

 

 

永遠から永縁へと、

そうして世の中も

この地球(ほし)も回っていくのだろう

 

愛する何者も、

全ては色彩的感覚の中で。

それまでは、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おやすみ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八神・八竜

 

 

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