<Another war you make no now call>←貴方はユメの中

 

 

今、現在自分が食べたり、飲んだり、遊んだり、色々しているのは、

遥か遠い未来の薬漬けの自分が

過去を思い出して夢を見ているだけかも?

 

本当はもっともっと先の未来に生きているのかも、

自分は そもそも生きているのか?

 

 

<未来の薬物中毒の自分覚醒編(仮)>

 

ゴロゴロ・・・・ゴロ・・(雷)

 

 

ハッ!?

 

自分「どこだ、ここは!?」

??「オラ!起きたか?ったく今回のエサ(仕事)はクタクタのジジイかよ!!」

 

自分「ジジイ?」

ハッ!?

ぺたぺた

「体のあちこちにシワが!?」

「オレは38歳じゃないのか?そもそもここは?」

 

??「ジイさん、あんたは夢を見ていたのさ気の遠くなるくらい短い。」

「オレは看守にあたる者だ。」

「かいつまんで話すと、ここは2530年のとある場所。場所はオレにもさてはて??」

「そして、アンタは大昔に薬漬けされてコールドスリープさせられてたのさ。」

「何の為か。。。」

 

「薬は、生きる上で限界まで投薬されて、ここ閉鎖病棟研究所へ居るわけさ」

「もう一度言うな、何の為かね さっぱり。。。」

 

 

自分「。。。。。。ありがとう。」

 

看守「へ!?」「あんた、今、なんと!?」

 

自分「ありがとうだよ。多分、生きる上で ここでの自分の位置が解った、処遇も。昔にもあったような。」

「オレのねーちゃんは?アニキは?弟は?父さん母さんは・・・・?」

 

看守「そ、そんな者!は・・・」

自分「解ったよ、それも俺自身が創り上げたユメなんだな」

 

看守「お、お前は終わりなんだよ!!」

「仮想空間は終わりなんだよ!!」

「ほらよ、メシと配給の500円だ」

「そのあとで風呂に入ってもらう、臭いがひでーからな。」

 

自分(だいたい理解できた。でも何故、薬漬けに?殺しもせず・・・)

(いっそ殺せばいいのに。まぁ一日一生と言うしな)

パニックになってはダメだ。全てが崩壊する。

とりあえず郷に従うか・・・・。

 

 

数日後・・・、

 

看守「おーら!起きろ!ジジイ!!メシだ!」

 

自分「起きとるよ 今日までの貯めた小銭で、ある物を注文するよ」

看守「あんだぁ?!」

自分「ノートと、ペンだ。」

 

看守「くっくっく、あっはっはっは、ジイさん日記でも書くのか?」

 

自分「そうだよ。」

 

看守「あっ、はぁ!?」

自分「オレが仮想空間で学んだこと、体験したこと。。。宝だ。」

 

看守「何をバカなことを!!」

「この場所において何の意味がある?!」

 

自分「オレは仮想空間では物書きをやっていた」

「名は八神、裁判にも出廷した経験がある。」

 

看守「だからよー、それが何の意味があるのか、っつてんだよっっ!!」

 

八神「オレは病院に入院したことも多々ある、裁判の時もいつも思っていた、いつも。」

「この苦しみ、辛さ、緊迫感、こんなリアリティーは他では味わえない」

「自分に対して今を楽しめ。」

「サイッコーの傑作な作品の素材になる」

「この体験、そして いつでもどこでも楽しめ、死ぬのは一瞬だ、死ぬ一瞬まで楽しめ」

「楽しんで物書きをしろ!!」ってな。

 

 

看守「なっ、なんだ、このジジイは!?」

「今までに無いパターンだぞ!?」

 

八神「この世界でも、お金で回っているならば」

「オレは、ここで、この一室で物書きの仕事をして出版社に記事を送り保釈金を手に入れる。」

「印税でな。」

「刑務所でもないこの特殊な場所なら裁判で世間に認められたら出れるはず。」

 

 

看守「ますます訳が解らねえ」

 

八神「解らないもんさ生き急いでいる内はな」

 

 

??「そろそろ、良いんじゃないか?」

 

看守「ハッ!これは主任。」

 

主任「八神よ、全ての理解はまだみたいだが7割は飲み込めたな?」

「はっきり言おう、世界はお前を試し、痛めつけ、苦しませて、薬付けに」

「なぜか?世界は お前に託されたのだ」

「世界をセカイに返す為に すべての浄化のために。」

 

 

 

八神「理解は出来ないが、オレが薬漬けにされてコールドスリープされたのは その為か?」

 

主任「そうだ。お前にこの地球(ほし)を賭けたのだ。」

「お前の全て、発想力、奇抜性、独創性、理解力」

「そして、どの空間においても学習(楽しむ)するというチカラ」

「そこに賭けたのだ。」

 

 

八神「じゃあ、今ここにいるのも・・・・」

主任「そうだ、仮想空間の一つだ。」

 

八神「じゃあオレが今ここで死んでも?」

主任「あぁ、別の仮想空間に飛ぶだけだ」

 

 

八神「だったら問う、オレが望めば、強くつよく望めば、仮想空間を創り出すことも可能だよな?」

 

主任「そうだ、お前が本物の選ばれし者ならな」

 

 

八神「用意してくれ、黒のブーツ、黒のTシャツ、黒のトレンチコート、黒の皮パン、ペン、ノート!」

「賭けてんだろ?オレに。」

 

 

 

 

 

数刻後・・・。

 

八神「よし!!あらかた揃った。じゃあオレ流の呪術」

 

 

看守「主任!!いいんですか上にはなんと!?」

主任「良いんだ、これは<ヤツの物語>なのだから」

 

へ?今なんと??

 

 

 

八神「Another  war  you  may  Another  see  more  blind  」(あなたはユメ あなたさえもブラインド)

「I  see  tell  Another  war  vanilla  but  you」(愛してる)(あなたは番人だ!バッキューン!!)

1・3・5 1・3・5・234234・2345678910・135・135345678910

禁!禁!禁!!三十六法禁!!十六法禁!!三十七法禁!!!!

全ての否定を禁ずる!!!

パリパリペリ

 

看守「ジジイの皮が破けて・・・・うぁぁぁ。」

主任「やはり、永遠(とわ)の昔から受け継いし世界の意思か。」

 

 

バリッ」バリッ、バリバリバリバリバリバリン、バリン、・・・・・。

 

空間が世界が!!!裂ける破ける!!!

 

 

うぁぁぁぁぁぁ!!

 

。。。。。。。。。。。。。。

。。。。風が

 

 

・・・・・・そこに若者一人。。名は八神。

。。。太陽が近いな・・・青空が見えた。懐かしい風だ。

あぁ、こんなにも世界は美しく青ざめていたのか。

さぁて、では、八竜(オロチ)としてセカイをつくるっかぁ。笑

ますは人探しっ、と。

 

 

 

A one  story  これは一つの物語である。一つの。

 

 

 

 

 

 

 

bye-bye

 

 

 

 

 

~あとがき~

皆さんは当たり前のことを、さも当たり前すぎて通り越してませんか?

日常の当たり前の中に非日常は いつも潜ってますよ。

だから映画などを見て、感動したり泣いたり笑ったり、

一日一生です。

忘れていると貴方も仮想空間に引きずり込まれますよ?

 

では。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八神・八竜

 

 

 

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