本当の意味での覚醒前世
荒舞竜 波と 風と 人と
岐路に立たされし三人 あわよくば
スイッチが入るか逝くか
身に染みる悲しき思いと 斑鳩怒 ~少年~
~ 四季の式神を使役する者との再びの対峙 ~
コンノ「ごほっ、ごほっ、うぇぇぁぁ」
ユキ「大丈夫?」
ヴェノム「コンノ君。ユキ姉、やっぱり悪い予感が止まらない。」
ユキ「なに?八神が近くに居るの?」
ヴェノム「違うの。。。良い意味での悪い予感・・・・・」
「うまく言えない。」
ユキ「!?」
「コンノ?プライムが見えないけど、、、指輪にもなってないよ??」
コンノ「ああ、プライムはエネルギーのかた・・・・ま・・りだから」
「一度、、、、体内にとり。。。。。こんだ。。。」
ユキ「そうね。召喚の回数よりも生きる方よね」
コンノ「お陰さんでホレ」
んもみ。
ユキ「なーーにやってんさぁーーー!!こんな時に」
コンノ「あはははは、ごふぇぇあ」
ユキ「ホントにぃ。。。。」
「ヴェノム、買い物行ってくるわ」
「予知能力で私はどう?」
ヴェノム「大丈夫、、ユキ姉は強いから色々」
ユキ「そっ、じゃあ行ってくるわ」
バタンッ
ヴェノム「コンノ君、コンノくーーん、コンノ君、コンノ君」
コンノ「バカ野郎、死んだみたいに言うな」
「本当に死んでしまうだろ」
ヴェノム「だってコンノ君が居なくなると・・・・」
「コンノ君に拾わ・・・・救われたから・・・」
コンノ「おーーーまーーーえなぁーーー」
「ほーーらーーー泣かない」
んもみ。
コンノ「なっ、お前の乳が揉めるほどの元気がある」
ヴェノム「うぇぇぇぇ。、」
「よがっだぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
コンノ「おまえさぁ、乳揉まれて良かったの?」
ヴェノム「ヴ、ヴン。。」
コンノ「ったく。」
~コンノと ユキと ヴェノムの療養の数日後~
ユキ「八神に遭った日から、僅かに回復したけど、100%なんて程遠い。」
ヴェノム「ユキ姉、ちょっと。。。ゴニョ ゴニョ。。。」
ユキ「えぇ!?」
コンノ「あのさぁ、ヒソヒソ話は解ってるんだって本人だからぁ」
ヴェノム「え!?コンノ君知ってたの??八神と戦わないと治らないの!?」
ユキ「ば、ばか、ヴェノム、カマかけられたのよ!!!」
コンノ「やっぱりか、八神と関わってからだもんな」
。。。。。。。。。。「その夜」
チッ
コンノ「出てこい!!八神!!!!」
八神「良く耐えられたな、コンノ君」
コンノ「お前の、、、、お前にあってから、チカラが回復しねえ」
八神「言ったろ>?種を植え付けたと」
「種は葉を付けるまで栄養を吸い続ける」
「助かりたければ、能力を開花させな。」
ユキ「コンノ、挑発に乗らずに、ゆっくり行くよ!!」
ヴェノム「私は、ガードに・・・・・なる。。。」
コンノ「召喚だ!!・・・・・来いプライム!!!!」
ヘデロ・・・。
コンノ「な、ななんだ、プライムが奇形に」
そこに現れたのは、大きさはプライム、姿は・・・・・
コンノ「俺のプライムがぁぁぁぁ」
その時、内なる囁き一つ。
「・・・・・・・・コンノ、、、、、、、、、コンノ・・・・・。。」
「・・・願うか?」
「貴様は・・・・・・願うか?・・・・・」
「チカラを・・・・更なるチカラを・・・・・・・」
コンノ「どこの誰が俺の中に居るか知らねーが」
「願いに賭けるしかねぇんだろ?」
「良きことに」
「まこと泣き虫から成長した」
「お前の願い聞き受けた!!!」
「目覚めよ、我が体内に眠りしキセキの種よ」
ボウッッッゥゥゥゥゥウ
八神「へぇぇーーー、あの状態からの覚醒か」
その人火柱にプライムも飛び込む
コンノ「バクライカ!!!!」
キュィーーーィイ♪♪
そこには、炎を纏ったプライム、大きさ一回り大きく。
コンノ 一人。
コンノ「もぉぉどったぜぇぇぇ、チカラがよぉ」
八神「やあ、では手合わせ願おうか」
ユキ ヴェノム「なに!?あの構え!!!」
八神「臨、兵、闘、者、皆、陣、烈、在、前、・・・・・・・」
「八(はぁぁぁぁぁぁつッッッ)」
ドムッ、
コンノ「効かねえなぁ???」
八神「八、八、八、ハーーツ」
ザシュッ
コンノ「ケッ、何度も食らうかよ!!」
コンノ「コッチからも いかせてもらうぜ」
「プライム、モード、、、、クク、、、、火炎放射器だ」
キュィーーーィイ♪♪
コンノの腕にプライムは帯状になり。。
刹那!!!!!!!!!!
コンノ「テメエも、焦がれろぉぉぉーーーーー!!!」
八神「クッ、火炎流バリアコーティング!!」
「参ったな、大事なトレンチコートが焦げる」
八神「今回は、こんな感じで失礼させてもらう」
「大事なデータはとれた」
「気付いていると思うが、コンノ君に植え付けた種は発信機の役もしている」
「一つ聞きたい」
「なぜ??」「この国を牛耳りたい??」
コンノ「ハッ、知れたこと。」
「大臣も総理も役に立たねえから俺が国を動かす。」
「っつーーのは、建前だ、」
「人に忌み嫌われる能力者(が)、というか、能力者(も)」
「あったけぇ~、温泉に入って共存出来る世界をセカイに変えるためだ」
「その為には、この国を牛耳る、そして、その前に莫大な金が必要だからだ」
「だから、銀行を襲う」
「それだけだ、そーーーれーだーーーけっっ」
八神「たぁっはっはっはっは、デカいのか、バカなのか」
「君、面白いキャラしてるね」
「それもデータに入れとこう」
ユキ「八神、アナタの目的は何??」
「なぜ??私たちを襲ったり生かしたり。。。。。。どうして???」
八神「さぁーーーてね、私は・・・・・・・・・その先が知りたい」
「そう、その先が知りたいんだ、、、、、ただ、それだけだよ。」
ユキ「待って、その先って・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
八神「また逢おう、いずれか、すぐかに逢えるさ。」
「それでは失礼♬♬♬」
コンノ「かっはぁぁぁぁ・・・・・・・・・・・・・・・」
ユキ「どうしたのコンノ??」
コンノ「どうやら、俺に炎の属性が付いたみたいで」
「能力を発動すると、身体の水分がカラッカラになるみてーだ」
ユキ「なーーんだ、驚かさないでよ」
コンノ「バ、バカ、焼けるんだよ」
ヴェノム「コンノ君、お水だよ」
コンノ「かぁっぁぁぁっぁ、、、うめーーー、って公園の水かよ!!」
ヴェノム「ごめんなさーーーー・・・い、一人で、、、お店屋さんに入れない・・・の」
「役に立たなくて、ごめん・・・・・ぅぅ、ごめんなさ・・・・・・・ぃぃぃぃ」
コンノ「いいよ、お前はお前に出来る優しさ」
「俺には、俺に出来るお前への優しさ」
コンノ「しっかし、八神は何を考えているんかねぇ・・・?」
ユキ「ナゾね・・・・」
コンノ「まぁ、これで俺に炎の属性が宿った」
「ユキごめんな、また強くなって仇なのに」 (キリッ顔)
ユキ「バ、バカね、アンタを生かしておいてあげてるのよ」
「いつだって寝首を搔けるんだから」
コンノ「よぉーーし、チカラも回復したし」
「ひさーーっし振りに たらふく食うぞぉぉ」
ユキ「まぁーーーーーったく、大きいんだか、バカなんだか」
(素直なそこが割と好き??)
「はぁーーー、、、私も何考えてんだか」
ヴェノム「クスッ」
今宵も三人笑顔で幕閉じる
八神の謎のコトバ「その先が知りたい」
危機迫る場合も何かの作用かエネルギーにより更なる上へ
この世の規則的・法則的ルールに乗っ取り
世界をセカイへと変えるゼンマイが・・・・・・・・・・・・また一刻み・・・・・。。。
(war⑧)