空へと散っていった炎の記憶

 

太陽のやわらかな日差しの午後

私は この手に掴むかことが出来るか

 

 

想いの他の 掴めたものは

何一つの償い

空に散っていった炎なるは希望

 

 

しがらみの現し世

私は探す 愛おしいあの人の影を

 

 

陽の光が創りだす あの人の幻影

私は幻影とわかっていながら 幻想と戯れる

 

 

 

悲しみが消えるなら あの子の笑顔ひとつ

大海の浮かんでいた 唯一の蓮の花

 

空に散っていった炎の希望

 

 

愛しい人へと届けよ 私の蒼き想い

其方(そなた)を探して この世の果てに我が心は

いつかの願い

私の願いは どうぞあの子の幸せを

 

 

我慢した分だけ幸せを

流したナミダの分だけ笑顔を

 

 

どうぞ時の祝福を

 

 

雪のように 私の降り積もる想い

君へと

懺悔の気持ちと刹那の想い

 

 

 

この想いも

いつしか空へと散ってゆくのかの如く

炎のように 甘い記憶も消えればいい

 

 

 

その時は さらさらと砂のように進んでいく

 

 

 

 

 

 

八神・八竜(ヤガミ・はちりゅう・オロチ)

 

 

 

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