TIME after time War (3.war)

 

チカラは まだ幼生

しかし

チカラの殻のカベを破り

 

 

闇夜のネオン街の都市

眠らない街 眠れる獅子の目覚めの刻 少年

 

 

 

~ 宿したチカラの使い方  序章 ~

 

「ここが都か・・。」

「いくぞ、プライム。」

 

キュィーイ♪

少年と発光体の行く処

 

 

!?

 

 

ドンッ、ドン、ドガガガガガ!!!!!

 

 

???「見つけたわコンノ!!」

 

 

少年(コンノ)「誰だてめえっ!!」

 

 

???「あの日の惨劇のクラスの・・・タナベの妹、ユキよっ!」

 

 

コンノ「あぁ~、サラッとプライムが食った奴か。」

 

ユキ「ああ、じゃないわよ!!アンタを潰すわ!!!」

 

コンノ「なるほど、このチカラ、能力者か。」

 

 

ユキ「御託はいいわ、ベアー、モード砲銃!!!」

 

ズカンッ、ドカンドガガガガ!!!!

 

 

 

コンノ「いってぇーな、このカスが!!」

 

囁く少年の内部

「・・・・こんなヤツに手間取るな、・・・お前もプライムのモード変化だ・・」

 

んぁ、声が、

 

 

ユキ「アンタ馬鹿なの?ボーッとしちゃって」

「アンタのソレ接近戦に向いてないみたいね。」

 

 

 

コンノ「ふひゅー、舐めてくれんじゃねーか」

「テメェのクマさんは、砲撃以外はツメってところか」

 

 

「プライム!!」

「モード変更、ショットガン!!」

 

「キュィーイ♪」

 

 

 

プライムは、コンノの腕に布状に巻き付き

 

次の瞬間————!!

 

 

 

コンノ「テメェも、、、逝っちまえぇーーーーーっっっ!!!」

 

 

 

ユキ「ベアー、バリアコーティングよっっ!!!」

 

 

 

ズカンッ、バリンッ、

 

バリン、バリン、バリバリバリンバリンっっ!!

 

 

ユキ「うそ・・・、な・・・・ぜ・・。」

 

血まみれのユキ。

 

ユキ「お兄ちゃん・・・ごめん、仇とれ・・なく・・・・て」

 

 

シュー、ストン。

 

コンノ「お前、なんで能力があるんだ。」

 

ユキ「お兄ちゃん・・・お兄・・・ちゃ・・・ん、ごめ」

 

 

コンノ「ちっ、しゃーねーわな」

ガチャッ

「最後だ・・。」

 

ドンッ

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。。。。。

 

ユキ「・・・・あれ?・・・傷がふさがって??」

「コンノ、あ・・・んた何を??」

 

コンノ「別に、プライムショットガンのcure modeで治した。」

 

ユキ「なんで、どうして、敵の私を!?」

 

 

コンノ「聞きたいことがある。それだけだ。」

「何も、お前の兄貴も死ぬ必要が無かったからワリィ。」

 

 

ユキ「私にまた攻撃されるとか思わないの?」

 

 

コンノ「かぁーー、めんどくせぇ」

「プライムの回復能力見たろ?」

「お前が、どうやって能力を得たのかは知らねーが、俺のプライムは、、、、というか、俺の中に何かが居やがるんだ。」

「俺の・・オレ自身の回復力もあるんだ。」

 

「それにっ、お前にヤラれるほどドジでもねーさ。」

 

「じゃあ次は俺の質問。」

「そのベアーだっけ?をどうやって手に入れた?」

「7回の召喚の意味わかる?」

「お前にも内なる声が聞こえて・・・・囁くのか?」

「モード変更は、どのくら・・・」

 

 

ユキ「待って、まって。」

「質問が多いから、解る範囲でいいわね。」

「まず・・・えっとぉ・・ベアーは、私の家の蔵で。」

 

コンノ「お前の家にも蔵が・・・・」

 

 

ユキ「ええ。」

「次の質問は、7回の召喚については、召喚の瞳の傷が自身を食い尽くすのよ」

「そして、私には、アンタのいう内なる囁き??って、聞こえないわ」

「モード変更は、あたしの場合は、ベアーが、クマに似ていたから、砲撃をイメージしたの」

「詰まり、能力者のチカラの分だけ」

「認めたくないけど、アンタのチカラは、かなりのモノよ」

 

 

 

コンノ「一息で言ってもらったけど、俺とお前の他にも、能力者は・・。」

 

 

ユキ「ええ。居るわ」

「私たちの家の他にも蔵があるはずだから」

 

 

ユキの二の腕の瞳の傷から、ナミダのような血が。

 

ポタ、ポタタ。

 

ユキ「この瞳の血が流れると1回の召喚とカウントされるの」

 

 

コンノ「あはは、ははは、ははははは」

 

 

ユキ「何がオカシイの!!」

 

 

コンノ「オレ、無意識にプライムを召喚し続けていた」

「そして、内なる声が聞こえてる」

「プライムを、指輪などの装飾品にして、召喚を抑えろってなぁ」

 

 

 

ユキ「っっ!?」

「そ、そんな、私のベアーも召喚の回数を抑えれるの?!」

 

 

コンノ「知らねーよ」

「やってみろよ、強くつよく、イメージするんだ。」

 

 

ユキ(ベアー、お願い、イヤリングに・・・・・)

 

コンノ「マントっっ!!!」

 

 

ユキ「へ!?マント??」

 

 

 

バサッ、

 

 

コンノ「たぁー、はっはっはっは」

「雑念が入ったな、修行不足だな」

 

 

ユキ「アンタねーー!!」

「・・・ま・・まぁ、ありがとう。これで、召喚回数は減らせれるわ」

 

 

コンノ「お前、これからどうすんの??」

 

 

ユキ「わっ、・・・・私は、アンタに借りと貸しがあるから、・・しょ・・に」

 

 

コンノ「ん?」

 

ユキ「一緒に行くわ、何時も命を狙ってやるんだからっっ!!」

 

 

コンノ「ん。。。了解。。来るんだな。」

「先に言っておくが、イジメを受けていたけど、お前の兄ちゃんゴメンな。」

「いつでも、勝負してやるから、狙って来いよ・・・・。」

 

 

ユキ「無神経。バカ、マヌケ、このトンマ。」

(な、なに、、こんな、、やつに、ムネが・・ざわめく。。。。)

 

 

 

 

コンノ「よし、取り敢えず この街の夜を牛耳るぞ」

「王は一人でいるものだからな」

 

 

 

 

少年と 少女は この都市を舞う。

 

 

 

 

 

 

 

 

(war③)

 

 

 

 

 

 

 

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