呼吸が生み出す息吹の化身

 

 

いま ぼんやり思い出せば

あの頃の日々が脳裏を疾走する

 

いま あの子は どんなユメを見て何を考える

それぞれの歩む道に 何が待っているだろう

 

 

罪と知りて尚も 凛と咲く カノ花のように

誘感と誘惑に 誘われ

 

 

 

今宵も 宴を

貴女の残影に誘われ 私は息を飲む

 

 

 

 

嘘の残影と知りながら それでも尚

カケラ一片の 記憶を辿りながら 夜を明かし 朝を待ち続ける

 

 

 

 

その先に きっとあるはず 必ずあるはず

 

 

 

 

今は まだ ただ ただ待つ

 

 

 

あの子がココに 居たら

私は敢えて言うであろう 「間違いではないよ」 と

 

 

 

不器用にしか 愛せなかった あの空気と空間

 

 

今夜誰かの 季節に 風と香りを はむ 事により

私の囁かなる僅かな楽しみと

その刻(とき)がグラスからこぼれるような、砂時計のように愛おしい想い

 

 

出来るなら あの子の 幸せと

無邪気な笑顔を どうぞ願わせていただく

 

 

硝子のような 割れてしまう数ヶ月

色々な感情に 私は・・・・・・

 

 

涙を拭(ぬぐ)う術は解らないが、

例え 永遠じゃなく、永縁があるとすれば

 

 

 

 

 

 

 

どうぞ 幻の華の如き人生を謳歌してください

 

 

 

 

そして 貴女が笑っている事を祈り

私は 僅かな安眠の中。。。。また。。。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

八神・八竜

 

 

 

 

 

 

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