~ 陽廻理の儀よりの彼方 ~

 

 

今日を生きるものに

今日を語る意味がない

 

明日を生きるものに

明日を語る必要がない

 

 

焼き付くように

恋焦がれて生きろ

これが最期だって 言い聞かせて

 

 

夏の夜の陽廻理よ

混沌とした夏の世に

こんな夏の夜に踊れ

 

 

陽がさして

恋焦がれし 私の 何時もと  いくつにも

 

 

今日いまを立ち止まらずに

今の瞬間 しゅんかんを切り取って

 

桜にも負けぬ 陽廻理

 

 

揚々と風を受け止めて

さあ

息も止まるような 陽を狩るように

さあ

あなたは すぐに良くなる

 

 

私は すぐに あなたを見つけよう

 

太陽の日を いっぱいに吸い込んで

あなたの嘘も偽りも

全て吸い込んで

 

 

私が時となり

 

いつかのキミを見つけて

私は

 

 

キミのキミとの 時刻(ときどき)を殺めて

 

キミと私の永遠の時を

時間も何もかも忘れて

 

 

いつでも・・・いつまでも・・

 

この世の果てで・・・遥か彼方で・・

 

 

・・・・恋として 愛しの・・・・・・・・

 

 

 

 

 

八神・八竜(やがみ・おろち)

 

 

 

 

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