まどろみに 揺れて・・・

 

 

 

涙を置き去りに地球(ほし)を出よう

無重力さえ愛せれるそんな恋をしよう

 

 

ゆらゆらゆれて

鉾の舟に乗り

彼の地へ・・・星の都へ

 

 

少し疲れたろう

休もう

私のリスペリドンを一つだけ

 

 

すぐに効いて 悪いユメも 良きユメに

きっと良くなる ずっと良くなる

 

眠りが深くなってきたら 回復と成長のシルシ

 

昇り下りの螺旋の時間

 

 

時計仕掛けの青い鳥の鳴くころに そこへ

 

 

 

たくさんの悪いユメと

たくさんの泪と

たくさんの絶望と

たくさんの愛を

 

命がけの人生を。

 

 

 

私はキミの安堵を願う

そうしているうちに 私も一粒 安らかなまどろみに入る前にロキソニンを

 

痛みのためのロキソニンを

 

 

 

 

少し今

私のロキソニンと キミのリスペリドンの交錯

愛を・・恋を確かめたいけど キミと私 まどろみは欠格さえしている

 

 

 

私と居ながら

キミは地球(ほし)を

私は宇宙(そら)を

 

 

無重力さえ愛せられる余裕と安堵のハズ

 

 

 

 

私とキミの しとしと流れる時も忘れ

さあ 時計仕掛けの青い鳥がいつかなく頃に

彼の地へ

 

キミが笑っていられるように 私も笑おう

 

 

今宵も夢で逢いましょう

 

 

キミと私の  まどろみのあざい眠りへ

とても痛い涙の後

カラダを捨てた魂の・・・穢れ無き魂の

永遠への永縁へ

 

 

 

 

この光の方へ ゆっくりと舟は進む

私は間違いではない

そして

キミも

 

 

すべてを捨てても

すべてを失っても

 

いま

アナタの為に

私の為に

 

 

 

ただ、愛してる

 

 

 

 

 

 

 

 

八神・八竜

 

 

 

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