キミが笑うから

 

 

水石に穴を穿つ 細々の生き方

波を寄せ付けず 飄々と息抜く

やがて 時 満ちり 花をつける時

 

 

世の花を寄せ付けぬ 美しき香り

その香りにハッとさせられ

 

あぁ、そうだ我は孤より個を願ったモノである

 

 

星も見えぬ 暗がかりに 最初で最期と願った試練

 

 

いつかのキミに話したはずさ

大宇宙一人ぼっちは 独りぼっちではないと

 

 

やがて大きな花になるであろう

どこにいても見えるように 見迷わぬように

 

 

 

やさしい水の雫の音を聴いたなら

どうぞ

この潜めている声を聞いて感じてください

 

 

 

ありがとう。。

 

 

そして

見事と言えよう

私がキミに渡したモノは 確かにあるはず

だってキミが笑うから

 

 

 

 

私のキミに渡せれる最終試験

キミは彷徨いながら 無形の形を手に入れて

 

最大の癒着を断ち切れたのだから

 

 

 

 

 

我もまた 同じ試験を共の生活の中で

幾たびも切っては繋げ 繋げは切って

 

 

 

星々の人数(ひとかず)より

最期の月になり 声を潜めての眠りの中へ

 

 

 

 

私もまた笑おう

 

 

 

だって・・・・キミが笑うから・。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

八神・八竜(ヤガミ・オロチ)

 

 

 

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