~月に照らされる眠りの森から~

 

 

眠りの森

 

眠りの森で誰かが呼ぶ 誰を待つ

 

 

ユリカゴの君

 

 

霧深い闇夜に

そっと・・・月の光の口づけ

 

月の光に寄せて ゆらゆら

波のように静かにしずかに

 

 

ゆらゆらと揺られ

 

叶うことなかれ

愛しい人のナミダ 愛しい人の悲しみ

愛しい人の苦悩 ざわめき

 

 

眠りに寄せての おまじない

 

いつかの日々に

忘れるる森の貴女

 

 

月明かりだけが知っている

千と三つの笑顔

千と四つの悲しみ

 

 

愛した数だけ 苦悩を

流したナミダの数だけ 優しさを

 

 

笑顔の数だけ・・・

 

 

 

どうか貴女の数だけ微笑みへ

 

 

鮮やかなる キミの色彩を

 

どうかこの手に・・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

八神・八竜

 

 

 

 

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