TIME after time War (9.war)

 

つかの間の安堵

人としての道徳心の架橋

向かう先は 世界かセカイか

 

 

多種多様な能力と

戦争ごっこ と 悲しき思い出  ~もう一人の自分~ 少年

 

 

 

~ 幸せの夢路の悪鬼を狩る者 ~

 

 

コンノ 「ヴェノム、見てな♪」

「ほぉ~ら・・・。」

 

 

 

ヴェノム 「わぁ、炎のチョウチョだぁ♪」

 

 

 

コンノ 「すぐに消えちまうけどな・・・。」

 

 

 

 

ヴェノム 「ねーねー、他にはぁ?」

 

 

 

コンノ 「他もあるけど、ムネ! 乳を揉ませてくれたらな。」

 

 

 

 

ヴェノム 「ん?いいけど・・・。」

 

 

 

 

ユキ 「コラ!ヴェノム!女を安売りするんじゃないの!!」

「コンノも馬鹿なこと言わないで!!」

 

 

 

コンノ 「ワリーな。冗談だったけど、ごめんなさい。」

 

 

 

 

 

ユキ 「でさぁ、最近、銀行強盗をしているけど、コンノの展望が見えない。」

「お金を集めて、この国を牛耳るって言ってたけど」

「最近は、コレといって活動が鈍っているんじゃない??」

 

 

 

 

 

 

コンノ 「そうなんだよ、お金を集めても」

「ただそれだけでも、この国を牛耳れない。。。と思う」

 

 

 

コンノ 「圧倒的なチカラが必要なんだよ」

「例えるなら、八神に能力の種をもっと埋め込んで」

「みたいな」

 

 

 

 

 

コンノ 「しかしな、俺も何もやってないわけではない」

「株、債権、投資信託、不動産投資、他にも」

「己の力一つでどこまでやれるか」

「NISAとかも調べたり。。。。」

 

 

「例えばな、ある人が言ってたが、人間は生きている内に」

「2回の不況と、1回の恐慌に会うとか」

 

 

 

 

 

 

ユキ 「へぇ、しっかり勉強してんだ。」

「以外というようり、見直したわ」

 

 

 

 

 

コンノ 「今は、待ちの時間なんだ」

 

 

 

 

ユキ 「待ちの時間て??」

「待ってれば 何かあるの?」

 

 

 

 

コンノ 「俺は最近、昔の記憶が高ぶるんだ」

「言いたかないけど、イジメやイジリの時の記憶」

「俺の中の、もう一人の俺が泣いているんだ」

 

 

 

 

 

 

ユキ 「ん?どういうこと??」

 

 

 

コンノ 「覚醒する前の自分??かな>??」

「コイツを黙らせないと」

 

 

 

 

ヴェノム 「コンノ君は コンノ君だよ」

 

 

 

 

コンノ 「ヴェノム、ありがとうな♪」

「さて、自分の中に入ってケリをつけてくる」

「行くぞ」

 

 

 

 

 

コンノの内部

 

??? 「もう止めてよ、グス、グス、(泣)」

 

コンノ 「なーにを泣いている>?」

 

 

 

??? 「キミが僕になってから、ずっと見てきた」

「お願いだから、もう止めて」

 

 

 

 

 

コンノ 「ごめんな、辛い思いをさせてしまって。」

「でもな、お前のお陰で俺が 今、居るんだよ」

「ありがとう、俺を生んでくれて」

 

 

 

 

??? 「どうして、いつも・・・・?」

 

 

 

 

 

コンノ 「俺とお前は、陰と陽なんだよ。」

「お前が居るから俺も居られるんだよ。」

 

「俺はお前を、認める、許す、」

「おいで、お前も俺も、コンノなんだよ。」

 

 

 

 

??? 「じゃあ、僕が居てもいいの?」

 

 

 

 

コンノ 「当然、お前にも支えてもらっているからな♪」

 

 

ユキ 「・・・ンノ、コン・・・、コンノ!!」

 

 

 

 

 

コンノ 「ん・・あぁ、俺の中の俺にケリをつけてきた」

「今更ながら、いじめられっ子は卒業だ。」

 

 

 

 

ユキ 「そう、安心というかね、安堵というか。」

 

 

 

 

 

ヴェノム 「うぇーーん、コンノ君が無事だ」

 

 

 

コンノ 「お前、サツのとこに居る時と大分違うな」

「甘えん坊になったというか。」

 

 

 

 

 

ユキ 「あのさぁ、人は変わっていくものよ。」

「例え、甘えん坊になったからって、一つでも進歩はあるのよ。」

 

 

 

 

 

コンノ 「ヨシ!!八神対策をするか!!」

 

 

 

 

 

ヴェノム 「あ、あの、あのさ、八神は実は近くに居るんだよ」

 

 

 

コンノ 「じゃ、外に出るか、買いたてのマンションを壊されたくないからな」

 

 

 

「よし!!そこに居るのは解っている!!」

 

 

「出てこい!!八神!!」

 

 

 

 

 

 

八神 「今回もデータを取らせてもらうよ」

 

 

 

 

 

 

コンノ 「お前の目的は何だ??」

 

 

 

 

八神 「言ったろ?私はその先が知りたいと。」

 

 

 

 

コンノ 「取り敢えず、フルボッコにしてやる」

「プライム!!焔モード!!火炎放射ガン!!」

「テメェも焦がれろーー!!!」

 

 

 

 

 

 

八神 「同じ手は喰らわない!!」

「水だ、水の種を用意した」

「種を温めるのに丁度いい火加減だ(笑)」

 

「この種は、ヴェノムさん、キミに埋め込もう」

 

 

 

スッスッ、スゥー

 

 

 

 

 

八神 「ヴェノムさん、コレ♪」

 

 

 

ドムッッ

 

 

ヴェノム 「うぐぁぁぁぁぁぁ」

 

 

 

 

 

コンノ 「なぜ俺じゃない!!」

 

 

 

八神 「火と水は相性が悪いだろ??」

「だから、適任者はヴェノムさんなんだよ」

「ユキさんには、新たなモノを・・・。」

 

「ヴェノムさん、生きたければ 水の能力の種を開花させなさい。」

 

 

「今回は是れにて、 ご機嫌よう♪」

 

 

 

 

 

 

 

ユキ 「全く何を考えているか解らない」

 

「だって一度に、全員に種を植えればガラ空きになって殺せるでしょ」

「それに能力も計り知れないし」

 

 

「ますます、八神の言っていた、その先が知りたいが・・・・。」

 

 

 

 

 

コンノ 「取り敢えず、マンションに行くぞ」

「ヴェノムの身体が心配だ。」

 

「俺の時と同じだ。」

「大丈夫、傍に居るから乗り越えろ」

 

「俺は、甘えたヴェノムも好きだが、戦いの表情のお前も好きだ」

 

「数日後には、また八神が現れるからペースを守って・・・な。」

 

 

 

 

 

 

 

ヴェノム 「うぅぅ、、でも、でも、コンノ君、うぅ・・」

 

コンノ 「心配すんな!!手を貸してやるよ。」

「だけど、自分に向き合い、最後の一手は ヴェノム自身だからな」

 

 

 

コンノ 「取り敢えず、何を言っても腹ごしらえだな」

「鍋にすっぞ」

「ある程度の体力が能力の種のせいでセーブされているから」

「少しずつでも回復して 八神に挑むぞ」

「あと・・・」

「二人には悪りぃけど、オレあいつのこと嫌いじゃないんだわ」

「ちょっと言い方分かんねぇけど?八神が師匠みたいんなってんなぁ、、ってね。」

「オレ自身も よくわかんねぇ」

 

 

 

 

ヴェノム

(・・・・・・・気のせいか・・・・八神もコンノ君も、互いに煽っているだけのような・・・)

 

 

ユキ 「まぁーーったく、八神もアンタも考えていることが不明だわ。」

「前回も その前もそうだけど、なぜ私たちを殺せるのに殺さないのかなぁ・・・。」

 

「その先が知りたい・・・」

 

「何の事か 解らないけど、私たちだけでなく 能力者そのものの事かなぁ・・。」

 

 

 

 

コンノ 「さぁー、鍋の準備が出来たぜぇ!!」

「喰うぞ!!ヴェノム、ユキ!!」

「物事は食ってから考えること!!!!」

 

 

「何故か解るか??」

 

 

 

ユキ と ヴェノム 「なんで??」

 

 

 

 

コンノ 「いいかオメェら、腹一杯になったら、交感神経が下がって、副交感神経が高くなる。」

「いわゆる、リラックス状態なんだよ。」

「リラックス状態の時は、物事が上手く作用するんだよ」

「スポーツマンも、勉強している時も、この状態が良いんだよ」

 

 

 

 

ユキと ヴェノム 「えっ、そういう知識を持っていたの??」

 

 

 

 

コンノ 「俺の内なる囁きが、情報の垂れ流しのように教えてくれる」

「とりま、食べて寝るぞ」

「あと、ユキは ヴェノムを風呂に入れてやってくれ」

 

 

 

 

 

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

 

「ほいじゃ、食ったし俺は寝る」

 

 

 

 

 

 

 

 

この度も、三人の思惑とは裏腹に

八神の「その先が知りたい」の意図するところは

何がそうさせるのか、メキメキと力を上げつつ

 

・・・・・いや、今は ただ序幕をあける行方

チカラの大きさと その種類の使い慣れしこと。

 

 

世界をセカイに変えるべくして ゼンマイが また一刻・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

(war⑨)

 

 

 

 

 

 

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